[スポンサーリンク]

ケムステニュース

住友化学、Dow Chemical社から高分子有機EL用材料事業を買収

[スポンサーリンク]

LUMATION住友化学は、米Dow Chemical社から高分子有機EL用材料事業を買収した。有機ELは携帯機器や大型テレビなどの薄型ディスプレイとして注目されている。今回の買収で、住友化学はDow社の高分子有機EL用材料「LUMATION」に関するすべての特許や技術を引き継ぐ。
 住友化学は導電性ポリマー技術などをベースに、高分子有機EL用材料を開発している。これまで、青色材料で寿命の目安となる半減時間1万時間を達成した。また、英Cambridge Display Technology(CDT)社と協力し、デンドリマーなど効率の高い新規材料を開発している。今回の買収で、高分子有機EL用材料の品揃えを拡大する。(引用:Electronic BUSINESS Japan)

 

関連書籍

 
Light Emitting Polymers (Wiley Series in Polymer Science)


Conjugated Polymer Surfaces and Interfaces: Electronic and Chemical Structure of Interfaces for Polymer Light Emitting Devices

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 夏:今年もスズメバチ防護服の製造ピーク
  2. 積水化学、工業用接着剤で米最大手と提携
  3. 旭化成 繊維事業がようやく底入れ
  4. 5社とも増収 経常利益は過去最高
  5. MI-6、データ解析とノウハウ蓄積のための実験計画プラットフォー…
  6. ソウル大教授Nature Materials論文捏造か?
  7. 吉岡里帆さんが出演する企業ブランド広告の特設サイト「DIC岡里帆…
  8. GoogleがVRラボを提供 / VRで化学の得点を競うシミュレ…

注目情報

ピックアップ記事

  1. “follow”は便利!
  2. 花王、ワキガ臭の発生メカニズムを解明など研究成果を発表
  3. 史上最強の塩基が合成される
  4. 総合化学大手5社、前期は空前の好決算・経常最高益更新
  5. 疑惑の論文200本発見 米大が盗作探知プログラム開発
  6. 化学者のためのエレクトロニクス講座~次世代配線技術編
  7. コケに注目!:薬や香料や食品としても
  8. 少量の塩基だけでアルコールとアルキンをつなぐ
  9. ジェフリー·ロング Jeffrey R. Long
  10. クロスカップリングの研究年表

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年5月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目情報

最新記事

ペロブスカイト太陽電池開発におけるマテリアルズ・インフォマティクスの活用

開催日時 2024.09.11 15:00-16:00 申込みはこちら開催概要持続可能な…

第18回 Student Grant Award 募集のご案内

公益社団法人 新化学技術推進協会 グリーン・サステイナブルケミストリーネットワーク会議(略称:JAC…

杉安和憲 SUGIYASU Kazunori

杉安和憲(SUGIYASU Kazunori, 1977年10月4日〜)は、超分…

化学コミュニケーション賞2024、候補者募集中!

化学コミュニケーション賞は、日本化学連合が2011年に設立した賞です。「化学・化学技術」に対する社会…

相良剛光 SAGARA Yoshimitsu

相良剛光(Yoshimitsu Sagara, 1981年-)は、光機能性超分子…

光化学と私たちの生活そして未来技術へ

はじめに光化学は、エネルギー的に安定な基底状態から不安定な光励起状態への光吸収か…

「可視光アンテナ配位子」でサマリウム還元剤を触媒化

第626回のスポットライトリサーチは、千葉大学国際高等研究基幹・大学院薬学研究院(根本研究室)・栗原…

平井健二 HIRAI Kenji

平井 健二(ひらい けんじ)は、日本の化学者である。専門は、材料化学、光科学。2017年より…

Cu(I) の構造制御による π 逆供与の調節【低圧室温水素貯蔵への一歩】

2024年 Long らは、金属有機構造体中の配位不飽和な三配位銅(I)イオンの幾何構造を系統的に調…

可視光活性な分子内Frustrated Lewis Pairを鍵中間体とする多機能ボリルチオフェノール触媒の開発

第 625 回のスポットライトリサーチは、名古屋大学大学院 工学研究科 有機・高…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP