[スポンサーリンク]

ケムステニュース

今週末は「科学の甲子園」観戦しよーぜ

[スポンサーリンク]

 

今週末3/23(土)?24(日)の二日間に渡って「第2回科学の甲子園」が開催されます。

  • 科学の甲子園とは?

各都道府県の予選を勝ち抜いた高等学校等の代表チームが、理科・数学・情報における複数分野の競技で科学の知識やその活用力を競い合う大会です。

全国大会目標は「広げよう科学の輪 活かそう科学の英知」

独立行政法人科学技術振興機構(JST)は、平成23年度より科学の甲子園を創設し、全国の科学好きな高校生が集い、競い合い、活躍できる場を構築します。また、このような場を創ることで、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層を伸ばすことを目指します。

 

どんな競技?

昨年は1)筆記競技、2)2つの実験競技(化学、生物)、3)2つの総合競技 で競われました。化学の実験競技では以下の問題が出題されました。

マ グネシウムの燃焼熱を求めるための実験手順を考え, 机上に用意してある 試 薬 類 ,  器具類,文具類から必要なものを選んで実験を行い, 得られた実 験 結果と水( 液体)の   生成熱(286 kJ/mol)とからマグネシウムの燃焼熱を求めよ。ただし, 一度に使用するマグネシウムの量は 0.50 g 以下, 酸化マグネシウムの量は 1.00 g 以下とする。また, 塩酸(1.00 mol/L)の密度は1.02 g/mL, 実験での水溶液の比熱は 4.18 J/(g・°C), 水素, 酸素, マグネシウム及び塩素の原子量はそれぞれ1.00, 16.0, 24.3, 35.5とする。

こちらに問題および解答が公開されていますのでご覧下さい。えっと、どーやって計算するんだけっけ…

 

観戦はできるの?

筆記競技のみ非公開で観戦できませんが、他の実技競技および式典は観戦可能です。事前の申し込みも不要ですので、当日直接、会場である兵庫県立総合体育館2階エントランスホールの一般来場者受付で申し込んで下さい。

科学好き高校生達の勇姿を応援しようではありませんか!って、化学会年会とかぶっちゃって行けないよ?

スケジュール等はこちら→第2回科学の甲子園 全国大会の観戦等について

 

代表校は?

代表校は47校。野球の甲子園大会と異なり、1県2校枠は無いようです。うち30校が昨年に続き連続出場です。
第2回「科学の甲子園全国大会」都道府県代表一覧.pdf(36KB)

あれっ?よく見ると、筆者の母校が出場してました(笑)頑張って欲しいものです。

 

お問い合わせ先

独立行政法人科学技術振興機構
理数学習支援センター 才能育成担当
TEL:03-5214-7053
FAX:03-5214-7635
E-mail: koushien@jst.go.jp

関連記事

  1. 南ア企業がヘリウム生産に挑む
  2. 「株式会社未来創薬研究所」を設立
  3. シンポジウム:ノーベル化学賞受賞の米教授招く--東北大、来月12…
  4. 酸化亜鉛を用い青色ダイオード 東北大開発 コスト減期待
  5. 素材・化学で「どう作るか」を高度化する共同研究拠点、産総研が3カ…
  6. セメントから超電導物質 絶縁体のはずなのに
  7. 第六回サイエンス・インカレの募集要項が発表
  8. 信越化学、塩化ビニル樹脂を値上げ

注目情報

ピックアップ記事

  1. フィッシャー インドール合成 Fischer Indole Synthesis
  2. 香りの化学2
  3. 化学小説まとめ
  4. 独メルク、医薬品事業の日本法人を統合
  5. 第45回―「ナノ材料の設計と合成、デバイスの医療応用」Younan Xia教授
  6. 文化勲章・受章化学者一覧
  7. イミニウム励起触媒系による炭素ラジカルの不斉1,4-付加
  8. 学生はなんのために研究するのか? 研究でスキルアップもしませんか?
  9. 未来の科学コミュニティ
  10. 年に一度の「事故」のおさらい

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2013年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP