[スポンサーリンク]

ケムステVシンポ

第18回ケムステVシンポ『”やわらか電子材料” 有機半導体の世界』を開催します!

[スポンサーリンク]

こんにちは、Spectol21です。作日、第16回ケムステVシンポが開催され、来週には第17回ケムステVシンポが控えていますが、続けて第18回目の開催告知です!

第18回目は「有機半導体」をテーマに3名の講師に講演していただきます。

最近、有機ELやフレキシブルエレクトロニクスというキーワードがニュースに出てくる頻度が増えてきているので(e.g. iPhone13シリーズ用有機ELディスプレイパネルが生産開始〜SamsungとLG)、なるほど半導体デバイスを有機物で作るのか、とイメージをしやすい人も多いかもしれません。有機物の特徴である柔らかさを兼ね揃えた電子デバイスができたら、我々を取り巻くエレクトロニクスも一変し得るでしょう。

また、実は有機半導体の歴史には日本が大きく関わっています。有機物というと、電気を流さない“絶縁体”という常識があった中、上手くやれば有機物でも電気を流すことできるようになる、そのことを示した成果が評価されて2000年にDr. MacDiarmid, Dr. Heeger, 白川英樹博士の三人がノーベル賞を取ったのは記憶に新しい人も多いでしょう(筆者は当時中学生でした)。そして、そもそも有機半導体という概念を提唱されたのは、分子科学研究所の初代所長でもある井口洋夫(いのくち ひろお、世界の科学者データベース)先生たちだったりします。

有機物の固体にどうやったら自在に電気を流せるか。この課題は古くから形を変えながら、今でも最先端の物理化学の課題として研究が進められています。今回はそんな有機半導体研究の最先端に触れることができる、大変豪華な内容となっています。初めに渡邉 峻一郎先生に有機半導体の移動度の限界についての話をいただき、二人目には飯野 裕明先生に有機物の固体ならではの構造配列の柔軟性を巧みに利用した液晶電子材料の展開をご講演いただきます。最後に但馬 敬介先生にデバイス設計では欠かせない界面の構造についての研究をご紹介いただきます。筆者も実は有機半導体材料の分光分析で学位を取っているのですが、今でも有機集合体の多彩な光機能や電子機能には魅了されっぱなしです。今回のVシンポ、とっても楽しみです!

化学に興味のある方はもちろん、物理の方、企業の方、進路を迷っている学生の方などなど、幅広い方々に楽しんでいただけるテーマ設定だと思います。少しでも気になった方は是非是非ご登録を! 以下詳細です!

実施概要

第18回ケムステバーチャルシンポジウム
『 やわらか電子材料「有機半導体」の世界 』

日程:6月29日 (火) 18-20時

会場:オンライン(講演者はZoom使用・ YouTubeライブの限定URL配信(URLは開催前日および直前に配布)

定員:先着 2000名(途中参加・途中退出自由)
講演者:(敬称略)
渡邉 峻一郎 「有機半導体の移動度はどこまで高くなる?固体物理学からひもとく移動度の不思議」 (東京大学)
飯野 裕明 「液晶性で実現するプロセス適合性を有する有機半導体材料」 (東京工業大学)
但馬 敬介 「知りたい!創りたい!有機半導体の界面構造」 (理化学研究所)

主催:Chem-Station

協賛:東京化成工業株式会社メルク株式会社島津製作所
後援:化学同人
参加登録:Connpassイベントページで行ってください・開始15分前まで受付利用ガイドはこちら

参加費:無料

参加登録はこちら

[形式等、留意事項]

  • 講演者方のスライドをZoomで画面共有し,YouTube Liveで配信する形式で講演を行っていただきます.
  • 質疑応答はYouTubeのチャットで行う予定です.時間的制約があるので全ての質問は拾えませんが,講演者は講演後に確認しますので、ぜひ積極的にお願いいたします。

[運営] ファシリテーター(司会):宮田 潔志(九州大学)
モデレーター
石割 文崇(大阪大学・講師)
塚本 翔大(Harvard Univ.・博士研究員)
野口 真司(北海道大学・修士課程学生)

参加登録いただいた方に配布するURLからは、数日間は講演内容がアーカイブ公開されます。それ以降はアーカイブ視聴不可となる貴重な講演内容もありますので、参加登録しての視聴をオススメします。

化学物質の半導体物理の世界、これを機に最先端がどのようなところに来ているのか是非触れてみて下さい。有機半導体の溢れる可能性に魅了されること疑いなしです。よろしくお願いします!

 

協賛企業からのお知らせ

お願い:本Vシンポは協賛企業の支援を受けて完全無料で運営しています。ぜひ協賛企業のお知らせを御覧ください。

東京化成工業

      • 東京化成工業は,「試薬を通じて社会貢献する」を企業理念に,グローバルビジネスを展開する試薬メーカーです。
        科学技術の進歩に対応し,皆様のニーズに対応するため,日々新たな製品の開発に取り組んでいます。
        弊社パンフレットを以下リンク先でpdfファイルとしてご提供しています。
        こちらからダウンロードしてご利用ください。

メルク

  • 【材料科学の最新情報はMaterial Mattersでチェック】
    今年で創刊16年を迎えるMaterial Matters。材料科学研究者の方々のための季刊ニュースレターです。世界各国の第一線の研究者が研究結果やその分野の最新情報を執筆します。
    詳細はこちら

島津製作所

 

島津製作所は145周年以上の歴史を持つ老舗分析計測機器メーカーです。
人々の願いを実現し、社会に貢献するために
これからも挑戦を続けていきます。 素人から玄人の方までご満足いただける、分析計測技術に関するWebinar動画を公開中!
会員制サービス「Shim-Solutions Club」に是非ご登録下さい!(登録無料)
→詳しくはこちら
https://solutions.shimadzu.co.jp/solnavi/n/webinar/index.htm

関連リンク

渡邉 峻一郎 先生
飯野 裕明 先生
但馬 敬介 先生

spectol21

投稿者の記事一覧

ニューヨークでポスドクやってました。今は旧帝大JK。専門は超高速レーザー分光で、分子集合体の電子ダイナミクスや、有機固体と無機固体の境界、化学反応の実時間観測に特に興味を持っています。

関連記事

  1. 有機合成化学協会誌2019年11月号:英文版特集号
  2. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑫: XP-P…
  3. 「コミュニケーションスキル推し」のパラドックス?
  4. ドライアイスに御用心
  5. 合成小分子と光の力で細胞内蛋白質の局在を自在に操る!
  6. 化合物の秤量
  7. 4つの性がある小鳥と超遺伝子
  8. 化学研究ライフハック: Firefoxアドオンで化学検索をよりス…

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 世界の化学企業いくつ知っていますか?
  2. 広瀬すずさんがTikTok動画に初挑戦!「#AGCチャレンジ」を開始
  3. 電子実験ノートもクラウドの時代? Accelrys Notebook
  4. 近況報告Part III
  5. 非対称化合成戦略:レセルピン合成
  6. 留学生がおすすめする「大学院生と考える日本のアカデミアの将来2020」
  7. スズ化合物除去のニュースタンダード:炭酸カリウム/シリカゲル
  8. アメリカの研究室はこう違う!研究室内の役割分担と運営の仕組み
  9. 光薬理学 Photopharmacology
  10. 第10回日本化学連合シンポジウム 化学コミュニケーション賞2016 表彰式

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2021年6月
« 5月   7月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目情報

注目情報

最新記事

うっかりドーピングの化学 -禁止薬物と該当医薬品-

「うっかりドーピング」という言葉をご存知でしょうか。禁止薬物に該当する成分を含む風邪…

第五回ケムステVプレミアレクチャー「キラルブレンステッド酸触媒の開発と新展開」

新型コロナ感染者数は大変なことになっていますが、無観客東京オリンピック盛り上がっ…

がん治療用の放射性物質、国内で10年ぶり製造へ…輸入頼みから脱却

政府は、がんの治療や臓器の検査をする医療用の放射性物質の国内製造を近く再開する。およそ10年ぶりとな…

三洋化成の新分野への挑戦

三洋化成と長瀬産業は、AI 技術を応用した人工嗅覚で匂いを識別する「匂いセンサー」について共同で事業…

ケムステSlack、開設二周年!

Chem-Stationが立ち上げた化学系オープンコミュニティ、ケムステSlackを開設して早くも二…

過酸がC–H結合を切ってメチル基を提供する

光増感剤とニッケル触媒を用いたC(sp3)–Hメチル化が開発された。合成終盤でのメチル化に威力を発揮…

化学の祭典!国際化学オリンピック ”53rd IChO 2021 Japan” 開幕!

2021年7月「オリンピック/パラリンピック 東京2020大会」も無観客ではあるものの無事開幕されま…

O-脱メチル化・脱アルキル化剤 基礎編

メトキシ基→ヒドロキシ基への変換、割と苦戦しますよね。保護基と呼ぶには利便性が数歩足…

マイクロ波化学のカーボンニュートラルや循環型社会におけるアプリケーションや事業状況

当社のマイクロ波プラットフォーム技術および工業化知見を活用し、アクリル樹脂の分解に必要なエネルギーを…

NMRデータ処理にもサブスクの波? 新たなNMRデータ処理ソフトウェアが登場

NMRメーカーである日本電子のイギリス法人、JEOL UKが6月、WindowsとmacOSの両方で…

Chem-Station Twitter

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP