[スポンサーリンク]

ケムステニュース

アレルギー体に抑制力:岐阜薬科大学長ら発見


prostaglandin E2花粉症やぜんそくなどのアレルギー症状に対し、ヒトの体には抑制する仕組みがあることを岐阜市立岐阜薬科大の永井博弌学長と京都大の成宮周教授らの研究グループが突き止め、米科学誌ネイチャー・イミュノロジー(免疫学誌)で発表した。ヒトの体にアレルギーを抑える機能があることはこれまで知られていなかった。花粉症を抑えるような新たなアレルギー治療薬の開発につながると期待されている。


 アレルギー症状は、花粉やダニなど外来性の異物に対し、粘膜などに存在する肥満細胞のアレルギー性抗体が反応し、ヒスタミンやプロスタグランジンなどの物質を分泌。それらが鼻の血管や皮膚などの細胞内部にある受容体と呼ばれる物質と結合して引き起こすとされる。


 永井学長らは、プロスタグランジンの一つのタイプであるE2が、EP3という受容体と結合すると、アレルギーそのものを抑制することを発見した。


 しかし、EP3以外の受容体と結びつくと、胃酸を分泌するなど、別の働きをしてしまうことも分かった。(引用:日刊県民福井)


以前紹介したニュースと内容は同じです。


アレルギー治療に有望物質 受容体を標的に、京都大(2005.4.5)

The following two tabs change content below.
webmaster
Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 東大薬小林教授がアメリカ化学会賞を受賞
  2. 抗菌目薬あす発売 富山化学工業 国内初の小児適用
  3. ALSの新薬「ラジカット」試してます
  4. 持田製薬、創薬研究所を新設
  5. 武田 新規ARB薬「アジルバR錠」発売
  6. ノーベル賞・田中さん愛大で講義
  7. メスゴキブリのフェロモン合成、駆除に活用・日米チーム
  8. 製薬各社 2010年度 第3四半期決算を発表

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. フルオロホルムを用いた安価なトリフルオロメチル化反応の開発
  2. まっすぐなペプチドがつまらないなら「さあ輪になって踊ろ!」
  3. ジョージ・オラー George Andrew Olah
  4. 電気化学的HFIPエーテル形成を経る脱水素クロスカップリング反応
  5. キラルLewis酸触媒による“3員環経由4員環”合成
  6. ナザロフ環化 Nazarov Cyclization
  7. 超大画面ディスプレイ(シプラ)実現へ
  8. 「人工タンパク質ケージを操る」スイス連邦工科大学チューリヒ校・Hilvert研より
  9. 2012年の被引用特許件数トップ3は富士フイルム、三菱化学、積水化学
  10. カーボンナノチューブをふりかえる〜Nano Hypeの狭間で

関連商品

注目情報

注目情報

最新記事

(−)-Salinosporamide Aの全合成

(−)-salinosporamide Aの立体選択的全合成が達成された。アザ-ペイン転位/ヒドロア…

クラウド版オフィススイートを使ってみよう

クラウド版オフィススイートとはOffice onlineやGoogle ドライブなどのことで、ソフト…

NHCが触媒する不斉ヒドロフッ素化

キラルなN–ヘテロ環状カルベン(NHC)を触媒として用いたα,β-不飽和アルデヒドに対する不斉ヒドロ…

ケミカルバイオロジーとバイオケミストリー

突然ですが、質問です。有機化学と無機化学。違いは説明できますか?「生体物質をあつかうものが有…

改正特許法が国会で成立

特許を侵害したと疑われる企業に専門家が立ち入り検査する制度を新設する改正特許法が10日午前の参院本会…

創薬人育成サマースクール2019(関東地区) ~くすりを創る研究の醍醐味を知る!~

動物や臓器に代わる画期的な実験ツールとして注目される生体機能チップ、原薬(API)合成に不可欠なプロ…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP