[スポンサーリンク]

一般的な話題

2018年ケムステ人気記事ランキング

[スポンサーリンク]

今年も残すところ数日となりました。本年も本ウェブサイトを通じて多くの方々にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

さて、今年を振り返るのはケムステニュースに後日公開の記事で行うこととしまして(間に合うか?)、毎年恒例であるケムステ記事人気記事ランキングを紹介しましょう(これまでのランキングはこちら)。

今回のランキング方法は2018年1月1日より公開された全記事の中から(過去に公開されたものは除外)今年のページビュー(PV)の総計順に並べたものです(12月25日現在までの総計)。それでは早速1位からどうぞ!

一位:NMRの基礎知識【測定・解析編】59648ビュー

 なんと久々にノーベル化学賞ネタにアクセス数が勝った記事が。機器分析の教科書的な内容で、主に検索エンジンからの流入が多く、容易に学部生が検索している姿が目に浮かびます。同記事は旧ケムステからの移行記事ですが、内容を精査して改変してあります。同様に、原理編も高いアクセスを誇っています。去年も第二位に溶媒のケミカルシフト論文に関する記事が2位をとっていることから、NMRネタはかなり人気が高いことが伺えます。

関連記事

二位:最終面接で内定をもらう人の共通点について考えてみた 29187ビュー

 就職関係記事が第二位を獲得。新コンテンツ「ケムステしごと」にてLHH転職エージェント(アデコ株会社)に執筆・連載いただいているシリーズ記事です。一般的なウェブで取り上げられたことから多くのアクセスを集めました。化学のマニアックネタと比べて幅広いこの記事シリーズは多くの人気を集めています。

関連記事

三位:投票!2018年ノーベル化学賞は誰の手に!? 27740ビュー

第三位は上位常連のノーベル化学賞もの。投票企画でノーベル賞を予想するもので、今回は過去最高の800票超え。正解者への抽選であるアマゾンギフト券1万円分も、久しく正解者がでずキャリーオーバーしていましたが(昨年1名)、今年はついに3名の正解者がでました。来年は1000票目指して積極的にPRしていきます。もちろん今年の受賞対象である、「進化分化工学研究への貢献」の記事や昨年の受賞対象、またさらには2008年の受賞者下村脩氏が亡くなったことから同解説記事にも人気が集まりました。

関連記事

四位:メガネが不要になる目薬「Nanodrops(ナノドロップス)」 12358ビュー

ナノ粒子を応用した研究から。なかなかキャッチーな利用法ですが、まだ人間への適用はなく、研究段階です。実際に使用できる段階になると面白いですね。 続報を期待したいと思います。

五位:死刑囚によるVXガスに関する論文が掲載される 10762ビュー

 オウム真理教による会社員VX殺害事件の実行犯グループの一人である、中川智正死刑囚が執筆した論文で、内容は「金正男氏暗殺事件に関する考察」。ニュースでも多く取り上げられたことから話題性のランクイン。

6位以下10位まではこちら

残り時間が少なくなっていたので、6位から10位はタイトルとPV数のみにて。人名反応・PC利用法、留学、化学Tipsそして、化学企業関連です。

6位:tert-ブトキシカルボニル保護基 Boc Protecting Group 10197ビュー

7位:5分でできる!Excelでグラフを綺麗に書くコツ 9177ビュー

8位:アメリカの大学院で受ける授業 8721ビュー

9位:昇華の反対は? 8648ビュー

10位:化学企業のグローバル・トップ50が発表【2018年版】 8036ビュー

さて今年公開した記事は362記事。昨年に比べてかなり減りましたが、ほぼ1日1記事を保っています。日曜は発行が少ないので、現状ではそれ以上ですね。実は現在4979記事で5000記事達成目前です。来年も継続してアクセス数にこだわらず化学マニアックネタから一般的な話題や企業・就職の話まで幅広く化学を紹介していければと思います。

それでは良いお年を。

関連記事

Avatar photo

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 生きた細胞内でケイ素と炭素がはじめて結合!
  2. 2011年ノーベル化学賞予想ーケムステ版
  3. Reaxys PhD Prize 2016ファイナリスト発表!
  4. 一人二役のフタルイミドが位置までも制御する
  5. リモートワークで結果を出す人、出せない人
  6. カルボン酸をホウ素に変換する新手法
  7. 不斉反応ーChemical Times特集より
  8. セルロース由来バイオ燃料にイオン液体が救世主!?

注目情報

ピックアップ記事

  1. 芳香族カルボン酸をHAT触媒に応用する
  2. 新形式の芳香族化合物を目指して~反芳香族シクロファンにおける三次元芳香族性の発現~
  3. 648個の誘導体を合成!ペプチド創薬の新手法を開発
  4. 塩野義 抗インフルエンザ薬を承認申請
  5. 冬虫夏草由来の画期的新薬がこん平さんを救う?ーFTY720
  6. アルケンとニトリルを相互交換する
  7. 有機合成のための遷移金属触媒反応
  8. ピロティ・ロビンソン ピロール合成 Piloty-Robinson Pyrrole Synthesis
  9. ホフマン脱離 Hofmann Elimination
  10. 磁力で生体触媒反応を制御する

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2018年12月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

アクリルアミド類のanti-Michael型付加反応の開発ーPd触媒による反応中間体の安定性が鍵―

第622回のスポットライトリサーチは、東京理科大学大学院理学研究科(松田研究室)修士2年の茂呂 諒太…

エントロピーを表す記号はなぜSなのか

Tshozoです。エントロピーの後日談が8年経っても一向に進んでないのは私が熱力学に向いてないことの…

AI解析プラットフォーム Multi-Sigmaとは?

Multi-Sigmaは少ないデータからAIによる予測、要因分析、最適化まで解析可能なプラットフォー…

【11/20~22】第41回メディシナルケミストリーシンポジウム@京都

概要メディシナルケミストリーシンポジウムは、日本の創薬力の向上或いは関連研究分野…

有機電解合成のはなし ~アンモニア常温常圧合成のキー技術~

(出典:燃料アンモニアサプライチェーンの構築 | NEDO グリーンイノベーション基金)Ts…

光触媒でエステルを多電子還元する

第621回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域(魚住グループ)にて…

ケムステSlackが開設5周年を迎えました!

日本初の化学専用オープンコミュニティとして発足した「ケムステSlack」が、めで…

人事・DX推進のご担当者の方へ〜研究開発でDXを進めるには

開催日:2024/07/24 申込みはこちら■開催概要新たな技術が生まれ続けるVUCAな…

酵素を照らす新たな光!アミノ酸の酸化的クロスカップリング

酵素と可視光レドックス触媒を協働させる、アミノ酸の酸化的クロスカップリング反応が開発された。多様な非…

二元貴金属酸化物触媒によるC–H活性化: 分子状酸素を酸化剤とするアレーンとカルボン酸の酸化的カップリング

第620回のスポットライトリサーチは、横浜国立大学大学院工学研究院(本倉研究室)の長谷川 慎吾 助教…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP