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「独創力」を体現する四国化成の開発部隊

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四国化成のイミダゾール誘導体

四国化成ではこれまでに蓄積した複素環合成技術を活かし、ヘテロ元素を含むコア骨格に様々な置換基を導入することで特徴的な新規誘導体を開発してきました。例えば、イミダゾール誘導体は、エポキシ樹脂の塩基性重合触媒として使用され、半導体パッケージに含まれる積層板等の用途で広く使用されています。四国化成ではイミダゾール骨格に様々な置換基を導入することで、触媒活性、配合物安定性、硬化物物性等の異なる幅広い製品バリエーションを展開しユーザーの細かな要望にお応えしています。

四国化成のイミダゾール誘導体

 

半導体性能向上を支える半導体プロセス材料

現代のIoT技術を実現する半導体分野でも四国化成の開発品は使用されています。半導体シリコンウエハの回路形成に使用される半導体プロセス材料は、超微細回路を形成するためにより複雑化しており、材料合成の難易度が飛躍的に高まっています。また、材料中の含有不純物は、回路形成時の不具合原因となるため、特に金属不純物はppt(10-12)オーダーでの厳格な管理が要求されます。更に、半導体材料の評価スピードは非常に速く、迅速な化合物合成ルート構築が要求されます。私たちは、独自の有機合成技術をもとに、複雑な構造を有する化合物を合成するための多段階の合成ルートと、pptオーダーの金属管理を実現する精製工程から成る製法を構築し、迅速に新規材料を提供しています。これら四国化成の開発品が使用された半導体は、最先端のスマートフォン、PC、自動車等、世界中の電子機器に使用されています。

「独創力」を体現する四国化成の開発部隊

なお、これら四国化成の開発品はいずれも新規の構造であり、四国化成では誰もやってこなかった「新しい化合物」にこだわって開発に取り組んでいます。また、これまでに成功した案件は、大掛かりなプロジェクトではなく、開発員のふとした思いつきや顧客技術者との会話の中からスタートしたケースがほとんどです。そのため、日頃から顧客の開発部隊との交流を重視し、常に新しいニーズ、テーマを探しています。さらに、四国化成の開発部隊は、ラボ合成に始まり製造部隊とともに実機スケールアップ製造を行い、顧客との細かな品質をすり合わせ、最終的に顧客の製品化まで見届けます。ラボでの実験以外にも様々な業務に関わることになりますが、ラボだけでは味わえない達成感を感じながら日々開発に取り組んでいます。

四国化成の開発部隊

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Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

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