[スポンサーリンク]

ケムステしごと

【Spiber】新卒・中途採用情報

[スポンサーリンク]

 

【会社が求める人物像】
私たちの理念や取り組みに共感し、「人を大切にする」という気持ちがベースにあり、柔軟性を持って多様なステークホルダーと協力して新しいことに果敢に挑戦できる方のご応募をお待ちしています。

例えば以下の要素を持った方はSpiberに向いています!
・ 自身の幸福(well-being)を大切にできる方
・ チームの利益、組織全体の利益、社会全体の利益を考え、行動できる方
・ セルフマネジメント(メンタル・フィジカル)が得意な方
・ 変化を楽しめるマインドセットがある方
・ 多様性や変化を受け入れられる寛容さ、柔軟さがある方
・ 開拓者精神を持っている方

【研究員にほしい要素】
・ チームワークが得意な方
・ 自身の専門性にとらわれず、新しいビジネスを作り上げる事に熱意を持ち続けられる方
・ 技術営業などにも対応可能な高いコミュニケーションスキルをお持ちな方
・ 勉強熱心であること(最先端の知識、専門領域外の知識を積極的にインプットできる方)
・ 論理的思考能力、批判的思考能力、知的体力(考えぬく力)

採用情報

募集職種 【新卒・中途/正社員】 研究員
仕事内容 素材開発、有機合成/高分子合成 研究業務
応募資格 有機合成化学/高分子合成/高分子物性/高分子物理のバックグラウンド

新卒可

勤務地 〒997-0052 山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
勤務時間 フレックスタイム制
給与 最低給与18万円からの自己申告制。試用期間の3ヶ月後、その後年に1〜2回の給与改定の機会あり。
*限りある資源を分け合うこと、また個人の成長度や幸福度など様々な観点から考えて自己決定します
福利厚生 選択制確定拠出年⾦制度、個⼈の健康に係る費⽤の補助、社内語学教室、保育園
昇給・賞与 自己申告制の給与制度のため自身で加味して給与を設定
諸手当 休日、残業/深夜勤務手当
休日休暇 土日祝日、会社指定休日 *年間休日125日
採用スケジュール ①HPからのエントリー

②書類選考 *結果はエントリーから14日程度で通知

③一次面接 *結果は面接から7日以内に通知

④最終面接 *結果は面接から7日以内に通知

⑤内定 *入社日は月に2回

応募方法 https://www.spiber.inc/join/
① 上記URLに接続
② 下部の「→応募フォーム」をクリック
③ 必要項目を記入、履歴書、応募理由書、自己PR書類を添付いただきエントリーをお願いいたします。
連絡先 経営管理部門 人事チーム 採用担当 recruiting@spiber.inc

研究所内の実験風景

 

先輩社員情報

■ Material 部門 2017年度入社(中途採用) *京都大学大学院 理学研究科 化学専攻

「目の前のお客様だけでなく、社会全体にとって真に価値があるものづくりがしたい」その思いと共に私はSpiberに入社しました。

有機合成化学分野で大学院博士課程を修了した後、総合化学企業で素材の研究開発に携わりました。その経験の中で、自らで設計した商品をお客様の手にお届けし、生活を豊かにすることができる素材産業の虜になりました。一方、歴史が長い石油化学を前提としたものづくりでは、中長期的には、環境負荷および化学構造の視点から、高付加価値かつ「おもろい*」素材を生み出すことが難しくなっているのではないか、と感じました。(*関西の方言で’’おもしろい’’、’’独創的’’、’’創造的’’という意味を含みます。)その中で、Spiberのタンパク質素材事業に出会いました。

当社は微生物発酵で生産したタンパク質素材の商業化を進めています。タンパク質はバイオマス由来かつ環境分解性を有する素材であり、同時に、化学目線でも非常に「おもろい」化合物です。タンパク質は、20種類の多様な反応性官能基を含むアミノ酸モノマーの精密重合体です。環境負荷が低い、構造設計の自由度が高い、かつ、素材利用の目線で未開拓領域が広いなど、様々な特長があります。それらが私の探究心・冒険心を掴んで離しません。

Spiberでは、タンパク質素材を使用した種々の成形品の開発に携わっています。お取引先から頂戴したニーズに基づき、タンパク質素材の加工・成形条件の最適化を行います。その中で、上流の工程であるアミノ酸配列設計チームや培養精製チームとの連携も密に行います。その業務では、有機合成化学で培った「分子を官能基レベルで捉える力」が非常に役に立っています。素材ニーズを分子設計に落とし込む力や、それを実際に調製する力、さらに、トラブル時に作業仮説を打ち立てる力などは、有機合成で養われた化学の基礎が土台となっています。

当社では素材開発力を増強するため、昨年末に有機化学・高分子化学系の研究室を新設いたしました。最新の設備を使用して安全に研究開発が実施できる環境が整っております。今まさにタンパク質素材の化学が鶴岡の地で芽吹いているところです。

 

 

 

新研究室での化学実験の様子

 

当社の研究開発は極めて分野横断的です。加えて、対象が先行研究の少ない材料のため、開発途中で思わぬ障壁にぶつかることも少なくありません。その時、自身の専門分野の殻に籠るのではなく、分からない中でも「やってみる」、そして周りの仲間と情報を共有して「議論する」、そしてチームとして課題を解決する。そんな研究員が生き生きと働くことができる文化が、当社には醸成されています。

タンパク質素材という未開の荒野で、一緒に道を切り開いてみませんか。

化学研究チーム(筆者:前段中央) Come and join us!

 

Spiber株式会社の基本情報

会社名 Spiber株式会社
本社所在地 〒997-0052 山形県鶴岡市覚岸寺字水上234番地1
事業所 タイ
Spiber (Thailand) Ltd.
Eastern Seaboard Industrial Estate
300/155  M.1  T.Tasit,  A.Pluakdaeng,  Rayong、21140, THAILAND米国Spiber Holdings America Inc.1209 Orange Street, Wilmington, Delaware 19801, USA

Spiber America LLC

1209 Orange Street, Wilmington, Delaware 19801, USA

事業内容 新世代バイオ素材開発
創業 2007年9月26日
 資本金 603億円(資本剰余金含む)
 従業員数 297名(2023年2月28日現在)
 ホームページ https://www.spiber.inc/

2023年4月5日更新

関連記事

Avatar photo

ケムステPR

投稿者の記事一覧

ケムステのPRアカウントです。募集記事や記事体広告関連の記事を投稿します。

関連記事

  1. リガンド革命
  2. 荷電π電子系の近接積層に起因した電子・光物性の制御
  3. ファラデーのつくった世界!:−ロウソクの科学が歴史を変えた
  4. 第97回日本化学会春季年会 付設展示会ケムステキャンペーン Pa…
  5. 深海の美しい怪物、魚竜
  6. 反応化学の活躍できる場を広げたい!【ケムステ×Hey!Labo …
  7. マイクロ波によるケミカルリサイクル 〜PlaWave®︎の開発動…
  8. 日米の研究観/技術観の違い

注目情報

ピックアップ記事

  1. 2017年12月14日開催: 化学企業4社によるプレミアムセミナー
  2. 複雑分子を生み出す脱水素型ディールス・アルダー反応
  3. ビギネリ反応 Biginelli Reaction
  4. シンクロトロンで実験してきました【アメリカで Ph.D. を取る: 研究の非日常の巻】
  5. ケムステ10年回顧録― 副代表版
  6. 【書籍】化学探偵Mr.キュリー2
  7. ケミカル・ライトの作り方
  8. 富士通、化合物分子設計統合支援ソフト「キャッシュ」新バージョンを販売
  9. 化学・バイオつくば財団賞:2研究が受賞 /茨城
  10. ChemDrawからSciFinderを直接検索!?

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2023年4月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

注目情報

最新記事

7th Compound Challengeが開催されます!【エントリー〆切:2026年03月02日】 集え、”腕に覚えあり”の合成化学者!!

メルク株式会社より全世界の合成化学者と競い合うイベント、7th Compound Challenge…

乙卯研究所【急募】 有機合成化学分野(研究テーマは自由)の研究員募集

乙卯研究所とは乙卯研究所は、1915年の設立以来、広く薬学の研究を行うことを主要事業とし、その研…

大森 建 Ken OHMORI

大森 建(おおもり けん, 1969年 02月 12日–)は、日本の有機合成化学者。東京科学大学(I…

西川俊夫 Toshio NISHIKAWA

西川俊夫(にしかわ としお、1962年6月1日-)は、日本の有機化学者である。名古屋大学大学院生命農…

市川聡 Satoshi ICHIKAWA

市川 聡(Satoshi Ichikawa, 1971年9月28日-)は、日本の有機化学者・創薬化学…

非侵襲で使えるpH計で水溶液中のpHを測ってみた!

今回は、知っているようで知らない、なんとなく分かっているようで実は測定が難しい pH計(pHセンサー…

有馬温泉で鉄イオン水溶液について学んできた【化学者が行く温泉巡りの旅】

有馬温泉の金泉は、塩化物濃度と鉄濃度が日本の温泉の中で最も高い温泉で、黄褐色を呈する温泉です。この記…

HPLCをPATツールに変換!オンラインHPLCシステム:DirectInject-LC

これまでの自動サンプリング技術多くの製薬・化学メーカーはその生産性向上のため、有…

MEDCHEM NEWS 34-4 号「新しいモダリティとして注目を浴びる分解創薬」

日本薬学会 医薬化学部会の部会誌 MEDCHEM NEWS より、新たにオープン…

圧力に依存して還元反応が進行!~シクロファン構造を活用した新機能~

第686回のスポットライトリサーチは、北海道大学大学院理学研究院化学部門 有機化学第一研究室(鈴木孝…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP