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ローゼンムント還元 Rosenmund Reduction

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カルボン酸誘導体 → アルデヒド

 

概要

酸クロリドを接触水素化することで、アルデヒドに還元できる。無水溶媒、かつ硫酸バリウムなどで被毒させた触媒を用いる事が、副反応を防ぐために重要となる。

基本文献

  • Rosenmund, K. W. Chem. Ber. 1918, 51, 585. doi:10.1002/cber.19180510170
  • Rosenmund, K. W., Zetzsche, F. Chem. Ber. 192154, 425, 638, 1092, 2033, 2038.
  • Mosettig, E.; Mozingo, R. Org. React. 19484, 362.

 

反応機構

 

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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