[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム Red-Al

[スポンサーリンク]

 

概要

水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムは通称Red-Alの名称で市販されている還元剤である。

通常のカルボニル用還元剤として用いられることが多い。二トリルはアルデヒドへと還元される。LAHと比べて溶媒への溶解度が高くトルエンなども溶媒に用いることができる。熱安定性の面でも優れている。

またヒドロメタル化によってプロパルギルアルコールをアリルアルコールに還元することもできる。中間体のアルケニルアルミニウムは、様々な求電子剤と反応するので、さらなる変換に伏せる点でも価値が高い。この目的ではDIBALも用いられるが、Red-Alはトランス還元体を与える点で異なる。

基本文献

エポキシドの位置選択的開環
Red-Al_2.gif

反応機構

[1] Katsuki, T.; Martin, V. S. Org. React. 1996,
48, 1.

 

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ビシュラー・メーラウ インドール合成 Bischler-Mohl…
  2. ジスルフィド架橋型タンパク質修飾法 Disulfide-Brid…
  3. シャレット不斉シクロプロパン化 Charette Asymmet…
  4. 植村酸化 Uemura Oxidation
  5. シリル系保護基 Silyl Protective Group
  6. 酵素による光学分割 Enzymatic Optical Reso…
  7. ティフェノー・デミヤノフ転位 Tiffeneau-Demjano…
  8. ニコラス反応 Nicholas Reaction

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. エーザイ 巨大市場、抗ガン剤開発でライバルに先行
  2. 夏本番なのに「冷たい炭酸」危機?液炭・ドライアイスの需給不安膨らむ
  3. ボリル化剤を無駄なく使えるsp3C–H結合ボリル化
  4. 学術変革領域(B)「糖化学ノックイン」発足!
  5. 第5回慶應有機化学若手シンポジウム
  6. 化合物の秤量
  7. 食品安全、環境などの分析で中国機関と共同研究 堀場製
  8. 製薬各社 2010年度 第3四半期決算を発表
  9. 光刺激に応答して形状を変化させる高分子の合成
  10. 研究室クラウド設立のススメ(導入編)

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年12月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

注目情報

最新記事

【12月開催】第4回 マツモトファインケミカル技術セミナー有機金属化合物「オルガチックス」の触媒としての利用-ウレタン化触媒としての利用-

■セミナー概要当社ではチタン、ジルコニウム、アルミニウム、ケイ素等の有機金属化合…

化学ゆるキャラ大集合

企業PRの手段の一つとして、キャラクターを作りホームページやSNSで登場させることがよく行われていま…

最先端バイオエコノミー社会を実現する合成生物学【対面講座】

開講期間2022年12月12日(月)13:00~16:202022年12月13日(火)1…

複雑なモノマー配列を持ったポリエステル系ブロックポリマーをワンステップで合成

第445回のスポットライトリサーチは、北海道大学 大学院工学研究院 応用化学部門 高分子化学研究室(…

河崎 悠也 Yuuya Kawasaki

河崎 悠也 (かわさき ゆうや) は、日本の有機化学者。九州大学先導物質化学研究所 …

研究者1名からでも始められるMIの検討-スモールスタートに取り組む前の3つのステップ-

開催日:2022/12/07  申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の…

吉田 優 Suguru Yoshida

 吉田 優(よしだ すぐる)は、日本の化学者。専門は、有機合成化学、ケミカルバイオロジー。2…

小山 靖人 Yasuhito Koyama

小山 靖人(こやま やすひと)は、日本の有機化学者。富山県立大学工学部医薬品工学…

ポンコツ博士の海外奮闘録XIV ~博士,釣りをする~

シリーズ累計20話!!タイトルの○数字がなくなりました。節々の回は出来る限り実験ネタや個人的なグッと…

定型抗精神病薬 「ピモジド」の化学修飾により新規難治性疼痛治療薬として極めて有望な化合物の創製に成功

第444回のスポットライトリサーチは、近畿大学大学院 薬学研究科 薬学専攻 病態薬理学研究室の笠波 …

Chem-Station Twitter

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP