[スポンサーリンク]

世界の化学者データベース

F. S. Kipping賞―受賞者一覧

[スポンサーリンク]

キッピング賞(Frederic Stanley Kipping Award in Silicon Chemistry)とは、ケイ素化学分野において、重要な研究成果をあげた人物に授与される賞である。Wacker Silicon Awardと並び、この分野で最高峰の賞とされる (画像 Max Whitby)。

フレデリック・キッピング(Frederic Stanley Kipping)教授[1]の業績を称え1960年にDow Corning Corp.によって設立された。1962年から1976年までは毎年授与されていたが、1976年以降は偶数年度に授与されている。これまでに日本人研究者では、熊田誠(1967)、櫻井英樹(1978)、安藤亘(1996)、玉尾皓平(2002)、関口章(2006)、吉良満夫(2012)らが受賞している。受賞者には受賞証明書と$5,000、記念品等が授与される。

 

過去の受賞者一覧

2018 檜山爲次郎
2016 Michael A. Brook
2014 Scott E. Denmark
2012 吉良 満夫 (Mitsuo Kira)

2010 Yitzhak Apelog
2008 T. Don Tilley
2006 関口 章(Akira Sekiguchi)
2004 James E. Mark
2002 玉尾 皓平(Kohei Tamao)
2000 Peter Jutzi
1998 Joseph B. Lambert
1996 安藤 亘(Wataru Ando)
1994 Robin Walsh
1992 Nils Wiberg
1990 John L. Speier, Jr.
1988 Raymond Calas
1986 Peter P. Gaspar
1984 Robert J. P. Corriu
1982 Thomas J. Barton
1980 E. A. V. Ebsworth
1978 櫻井 英樹(Hideki Sakurai)
1976 Michael F. Lappert
1975 Hans Bock
1974 Hubert Schmidbaur
1973 Adrian G. Brook
1972 Dietmar Seyferth
1971 Alan G. MacDiarmid
1970 Robert West
1969 Robert A. Benkeser
1968 Ulrich Wannagat
1967 熊田 誠(Makoto Kumada)
1966 Gerhard Fritz
1965 Eugene G. Rochow
1964 Colin Eaborn
1963 Leo H. Sommer
1962 Henry Gilman

 

関連書籍

 

外部リンク

[1] Frederic Stanley Kipping – Wikipedia

Frederic Stanley Kipping Award in Silicon Chemistry – ACS

関連記事

  1. トーマス・トーレス Tomas Torres
  2. ジョン・アンソニー・ポープル Sir John Anthony …
  3. ヴィ·ドン Vy M. Dong
  4. クラウス・ミューレン Klaus Müllen
  5. クラウス・ビーマン Klaus Biemann
  6. ジン=クアン・ユー Jin-Quan Yu
  7. ロジャー・コーンバーグ Roger Kornberg
  8. キース・ファニュー Keith Fagnou

注目情報

ピックアップ記事

  1. マテリアルズ・インフォマティクスのためのSaaS miHubの活用方法
  2. サレン-Mn錯体
  3. つぶれにくく元にも戻せる多孔性結晶の開発
  4. オートファジーの化学的誘起で有害物質除去を行う新戦略「AUTAC」
  5. 日本薬学会第139年会 付設展示会ケムステキャンペーン
  6. 存命化学者達のハーシュ指数ランキングが発表
  7. ChemDrawの使い方【作図編①:反応スキーム】
  8. ルィセンコ騒動のはなし(後編)
  9. (–)-Vinigrol短工程不斉合成
  10. 化学研究ライフハック:縦置きマルチディスプレイに挑戦!

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年8月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

注目情報

最新記事

コバルト触媒による多様な低分子骨格の構築を実現 –医薬品合成などへの応用に期待–

第 642回のスポットライトリサーチは、武蔵野大学薬学部薬化学研究室・講師の 重…

ヘム鉄を配位するシステイン残基を持たないシトクロムP450!?中には21番目のアミノ酸として知られるセレノシステインへと変異されているP450も発見!

こんにちは,熊葛です.今回は,一般的なP450で保存されているヘム鉄を配位するシステイン残基に,異な…

有機化学とタンパク質工学の知恵を駆使して、カリウムイオンが細胞内で赤く煌めくようにする

第 641 回のスポットライトリサーチは、東京大学大学院理学系研究科化学専攻 生…

CO2 の排出はどのように削減できるか?【その1: CO2 の排出源について】

大気中の二酸化炭素を減らす取り組みとして、二酸化炭素回収·貯留 (CCS; Carbon dioxi…

モータータンパク質に匹敵する性能の人工分子モーターをつくる

第640回のスポットライトリサーチは、分子科学研究所・総合研究大学院大学(飯野グループ)原島崇徳さん…

マーフィー試薬 Marfey reagent

概要Marfey試薬(1-フルオロ-2,4-ジニトロフェニル-5-L-アラニンアミド、略称:FD…

UC Berkeley と Baker Hughes が提携して脱炭素材料研究所を設立

ポイント 今回新たに設立される研究所 Baker Hughes Institute for…

メトキシ基で転位をコントロール!Niduterpenoid Bの全合成

ナザロフ環化に続く二度の環拡大というカスケード反応により、多環式複雑天然物niduterpenoid…

金属酸化物ナノ粒子触媒の「水の酸化反応に対する駆動力」の実験的観測

第639回のスポットライトリサーチは、東京科学大学理学院化学系(前田研究室)の岡崎 めぐみ 助教にお…

【無料ウェビナー】粒子分散の最前線~評価法から処理技術まで徹底解説~(三洋貿易株式会社)

1.ウェビナー概要2025年2月26日から28日までの3日間にわたり開催される三…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP