2005年6月アーカイブ



アセトアルデヒドが香料に 食品添加物として指定了承

アセトアルデヒド 厚生労働相が薬事・食品衛生審議会に食品添加物としての指定を諮問していた「アセトアルデヒド」について、同審議会添加物部会は23日、指定を認めた。ただし、使用は香料に限った。
 厚労省によると、アセトアルデヒドはフルーツに似た香りがあり、果物などに含まれる天然成分。欧米では清涼飲料、お菓子などの加工食品に添加されている。 (引用:
河北日報
 
 
 


アセトアルデヒド(acetoaldehyde)は皆さんも体内で合成しています。特に週末。そうです、お酒(エタノール)を原料としています。血液中のエタノールが肝臓のアルコール脱水素酵素(ADH)によって分解され、アセトアルデヒドが生成します。生成したアセトアルデヒドはさらにアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)により酸化され酢酸となります。
 
ところで、アセトアルデヒドの匂いってだめなんですよね。  アメリカのお菓子にはほとんど含まれている感じがします。アルデヒドの匂い自体だめです。アセトアルデヒドは炭素数が2つのアルデヒドですが、炭素数が6個ぐらいまで増えるたびにくさくなります。さらに、炭素数が9個のノナナールはバラの香料としても配合されていますが、はっきりいってそのままではオヤジくさいです。



日本化学会、論文無料公開へ新方式

日本化学会誌 「投稿料を多く払えば、あなたの論文を無料公開します」日本化学会は、世界的なオープンアクセスの流れに対応するため、英文論文誌のBCSJ(Bulletin of Chemical Society of Japan)CL(Chemistry Letters)について、投稿料を約3~4倍支払えば、その論文を無料で誰でもアクセスできるようにする―日本の学会では初めてオープンアクセスに積極的に対応する方針を打ち出した。文部科学省などによると、競争的研究資金の投稿料に対する上限規程はないため、研究費の中から多めの投稿料を支払うことは可能だという。今後、他の学会がどの様に対応するか、利用する研究者はどの位増えるのか、その動きが注目される(引用:知財情報局)。
 
どうなんでしょうね?投稿者は払うでしょうか?閲覧者にとってはプラスですね。
 
どうせ科研費だし、見られた方がよいので払う⇒払ってない人は閲覧者が見れない。それが少なくなり払っていないのが目立つ⇒払ってなかった人もしぶしぶ払う⇒収入増
となるといいですね。
どちらにしても日本の化学会誌は弱いのでもっとお金をためて、お金をつかって世界に勝てるような内容にしてほしいと思います。
 
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日本化学界の英文誌 科学分野 ウェッブ公開の世界最速実現
 
日本化学会:次期会長に藤嶋昭氏を選出--初の直接選挙で


耐熱性生分解プラスチック開発 150度でも耐用 阪大

150度の高熱でも使える新しい生分解性プラスチックを、大阪大の金子達雄助手(高分子化学)や明石満教授らのグループが開発した。サツマイモの葉などの農業廃棄物からとれる原料を使っており、環境にもやさしい。3年後をめどに、車の部品などに応用したいという。

 生分解性プラスチックの主流はトウモロコシなどのでんぷんを原料にしたポリ乳酸。熱に弱く、約120度を超える環境では使えない。

 今回のプラスチックは植物の葉などからとれる「ポリフェノール」の一種が原料。熱に耐えるだけでなく、ポリ乳酸より8倍強いという。 (引用:朝日新聞)



凸版印刷、有機ELパネル開発

凸版印刷は印刷製法を使ったカラー有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルを開発した。材料を真空蒸着し、発光層を形成する現在主流の方法に比べ、大型化やコスト削減が容易になるという。

 凸版が開発したパネルの大きさは5インチで解像度は320×240ドット。高分子型の材料を使用して印刷製法により薄い発光膜を均一な厚さで形成することに成功した。印刷技術の詳細は明らかにしていないが、インクジェットなど他の方式に比べ膜圧のばらつきが少なく、画素欠けのないパネルをつくりやすいという。(引用:日本経済新聞



アルツハイマー薬で副作用死

塩酸ドネペジルアルツハイマー型の認知症の進行を抑える国内唯一の医療用薬品「塩酸ドネペジル」(商品名・アリセプト)で、1999年の発売以降、服用した8人が骨格筋の細胞が壊れる「横紋筋融解症」を発症し、うち1人が死亡する副作用が起きていることが23日、厚生労働省の調べでわかった。

 厚労省は先月、製造販売元のエーザイに対し、横紋筋融解症が起きる可能性を医薬品の添付文書に明記するよう指示。エーザイは同月中に改訂し、医療機関に注意を呼びかけている。(引用:読売新聞

アリセプト(塩酸ドネペジル)エーザイの杉本八郎氏が中心になって合成した日本で唯一のアルツハイマー治療薬です。正確に言うとアルツハイマー病の進行を抑える薬です。杉本氏は社内では撃墜王と呼ばれ、作っても作ってあたらない、当たるまで作れ!という熱いかたであったそうです。創薬の現場と言うのは、もちろん合成、メディシナルケミストリー、薬理等様々な知識、努力が必要ですが、実際本当の新薬というものは運というのもからんできます。ガランタミン

日本ではアルツハイマー病の薬はアリセプトだけですが、海外ではガランタミン(garantamine)というヒガンバナアルカロイドがレミニールという商品名で治療薬として認知されています。

 

 

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