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爆薬

トリニトロトルエン / Trinitrotoluene (TNT)

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トリニトロトルエン(Trinitrotoluene)は、高性能爆薬の一種。TNTの略称で呼ばれる。

  • 歴史・用途

特に断りがない限り、TNTといえば2,4,6-トリニトロトルエンを指す。1863年にジョセフ・ウィルバンドによってはじめて合成された。
衝撃や熱に対して鈍感なので扱いやすく、加えて放出エネルギーも大きいため、爆薬として大変優れた特性を持つ。
爆弾の威力の大きさを示す代名詞としても用いられる。すなわち「TNT火薬1グラム=1000カロリー」という定義によって、爆発時の放出エネルギーを「TNT火薬何トン分」と表記したりする。

  • 合成法
  • 関連文献

  • 関連書籍
火薬と爆薬の化学
東海大学出版会
Tenney Lombard Davis(原著)姉川 愼一(翻訳)細谷 文夫(翻訳)
発売日:2006-03
火薬工学
森北出版
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おすすめ度4 火薬の知識
エネルギー物質の科学―基礎と応用
朝倉書店
John A. Conkling(原著)
発売日:1996-09
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おすすめ度4 エネルギー物質の化学?
エネルギー物質ハンドブック
共立出版
火薬学会(編集)
発売日:1999-02
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おすすめ度5 火薬を取り扱う者は読むこと

  • 関連リンク

トリニトロトルエン – Wikipedia 

TNT換算 – Wikipedia

火薬 – Wikipedia

Trinitrotoluene – Wikipedia

爆弾と心臓病とノーベル賞 (有機化学美術館)

cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。現在国立大学教員として勤務中。専門は有機合成化学、主に触媒開発研究。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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