[スポンサーリンク]

odos 有機反応データベース

ポメランツ・フリッチュ イソキノリン合成 Pomeranz-Fritsch Isoquinoline Synthesis

[スポンサーリンク]

概要

ベンズアルデヒドもしくはフェニルケトン誘導体と、アミノアセトアルデヒドアセタールからイソキノリンを得る方法。

ベンジルアミンとグリオキサールヘミアセタールの組み合わせを用いても同様の反応が行える (Schlittler-Muller変法)。

 

基本文献

  • Pomeranz, C. Monatsh 1893, 14, 116.
  • Fritsch, P. Ber. 1893, 26, 419.
  • Schlittler, E.; Muller, J. Helv. Chim. Acta 194831, 914, 1119.

 

反応機構

pomeranz_fritsch_3.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. ネフ反応 Nef Reaction
  2. 求核置換反応 Nucleophilic Substitution…
  3. マンニッヒ反応 Mannich Reaction
  4. ヒュスゲン環化付加 Huisgen Cycloaddition
  5. 林・ヨルゲンセン触媒 Hayashi-Jørgensen Cat…
  6. クレメンゼン還元 Clemmensen Reduction
  7. オッペナウアー酸化 Oppenauer Oxidation
  8. エルマンイミン Ellman’s Imine

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. Scifinderが実験項情報閲覧可能に!
  2. 発想の逆転で糖鎖合成
  3. タミフルの新規合成法・その2
  4. 「化学五輪」準備組織が発足、委員長に野依氏
  5. 天然のナノチューブ「微小管」の中にタンパク質を入れると何が起こる?
  6. 文具に凝るといふことを化学者もしてみむとてするなり⑰:MacBook Airの巻
  7. クラブトリー触媒 Crabtree’s Catalyst
  8. (-)-ウシクライドAの全合成と構造決定
  9. タンパクの骨格を改変する、新たなスプライシング機構の発見
  10. 感染制御ー薬剤耐性(AMR)ーChemical Times特集より

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2010年7月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

注目情報

最新記事

5/15(水)Zoom開催 【旭化成 人事担当者が語る!】2026年卒 化学系学生向け就活スタート講座

化学系の就職活動を支援する『化学系学生のための就活』からのご案内です。化学業界・研究職でのキャリ…

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP