[スポンサーリンク]

archives

ケムステ主催バーチャルシンポジウム「最先端有機化学」を開催します!

[スポンサーリンク]

本シンポジウムは好評の後終了しました。開催報告はこちら。また、動画を編集し公開しました(5月25日)。講演動画はこちら(ケムステチャンネルへの登録をよろしくお願いいたします)。

COVID-19の蔓延によって昨今の学会/シンポジウムは悉く中止になりました。そんななかでも学びを途切れさせないため、オンラインへ移行するケースも増えてきました(参考:自宅での仕事に飽きたらプレゼン動画を見よう

緊急事態宣言は予定通り終わらないのでは?と囁かれてもいる昨今。学びと研究を完全に止めてしまうのは、誰にとっても得策ではありません。国内化学系でも、ピンチをチャンスに変えていく必要がある!自粛ムードだからこそ攻めの姿勢は必要不可欠!

というわけで、ケムステ主催で化学のバーチャルシンポジウムを立ち上げよう!という話が持ち上がりました。まずは代表・副代表で概要を考え、スピーカーの先生方に依頼のお声がけをさせて頂いたところ、快く承諾頂けました。ここまで僅か2時間半!

実施概要

ケムステバーチャルシンポジウム【最先端有機化学】

日時:2020年5月1日(金)17:00〜
会場:オンライン(講演者はZoom使用・ YouTubeライブの限定URL配信(URLは開催前日に配布)、録画などの公開予定はありません)
定員:先着500名→1000名→2000名→ 4000名Zoomのキャパシティ上限、 途中参加・途中退出自由)
言語:日本語
参加登録:Connpassイベントページで行ってください・開始15分前まで受付利用ガイドはこちら

参加登録はこちら

参加費:無料
Twitterハッシュタグ:#ケムステVシンポ #最先端有機化学
時間:2時間程度を予定(1名30分、YouTubeチャットでの質疑応答含む)
講演者(敬称略):

伊丹 健一郎(名大・理)「美しく、そしてすんごい分子を作りたい!」
伊藤 肇(北大・工)「メカノケミカル合成の夜明け」
金井 求(東大・薬)「生体分子構造変換ダイナミズムへの化学介入」
山下 誠(名大・工)「アルキル置換Alアニオンの合成と反応性」

主催:Chem-Station

ファシリテーター 山口 潤一郎(Chem-Station代表 早大・教授)
モデレーター
生長 幸之助(Chem-Station副代表 東大・講師)
宮田 潔志(Chem-Stationコアスタッフ 九大・助教)
苅田 譲 (Chem-Stationコアスタッフ スクリプス研究所・博士課程学生)
薮内 祐人 (Chem-Station コアスタッフ UCバークレー・博士課程学生)
中 寛史 (Chem-Stationスタッフ 名大・助教)

今回はケムステ読者にも専門家が多くいる「有機化学」をテーマに開催致します。

当日は、先生方のスライドをZoomで画面共有し、YouTube Liveで配信する形式で講演を行っていただきます。

質疑応答はYouTubeのチャットで行う予定です。時間的制約があるので全ての質問は拾えませんが、ケムステスタッフがモデレータとして講演者に講演後に伝えていく形で執り行っていきます。

→3時間ほどで、定員に達してしまいそうになっているので、配信プラットフォームをZoomからYouTubeライブ配信に変更する予定です。いずれにしてもURL(限定公開)は参加登録者に配布予定なので、参加登録をお願いいたします。(2020年4月23日12:34追記)
→参加登録800名突破しました。これに伴い、登録数上限を2000名に拡張しました。(2020年4月23日16:35追記)
→参加登録1500名突破しました。これに伴い、登録数上限を4000名に拡張しました。(2020年4月25日18:20追記)

合成化学系ではこれ以上ないトップランナー教授(なおかつ全員ケムステのインタビューにも答えて貰っています!)を日本全国から集めることができ、予想以上に豪華なラインナップとなりました。平時だと日程調整だけでも苦労するような大変に忙しい先生方に対して、短期間で話をまとめることができたこと、オンラインで地理的制約無くこういった機会が実現できるようになったことは、この状況下におけるプラスだと思います。

この規模でのバーチャルシンポは、化学系だとおそらく本邦初でしょう。滞りなく運営が進めば、若手や博士研究員、海外研究者、大学院生などを対象とする、趣旨の異なるバーチャルシンポジウムも企画したいと考えています。

不慣れなところは多々ございますが、誠心誠意、運営に努めさせて頂きます。皆さんもお誘い合わせの上、参加・聴講のほど、よろしくお願いいたします!!

参加登録はこちら

今回の講演者のケムステ関連記事

伊丹健一郎

伊藤肇

金井求

山下誠

cosine

投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

関連記事

  1. 環拡大で八員環をバッチリ攻略! pleuromutilinの全合…
  2. 近赤外光を青色の光に変換するアップコンバージョン-ナノ粒子の開発…
  3. 有機合成化学協会誌2019年11月号:英文版特集号
  4. 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~
  5. 基底三重項炭化水素トリアンギュレンの単離に世界で初めて成功
  6. アルツハイマー病に対する抗体医薬が米国FDAで承認
  7. ポンコツ博士の海外奮闘録⑥ 〜博士,アメ飯を食す。おうち系お肉編…
  8. 重水は甘い!?

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 【10月開催】マイクロ波化学ウェブセミナー
  2. Nsアミン誘導体
  3. エルゼビアからケムステ読者に特別特典!
  4. 分析化学の約50年来の難問を解決、実用的な微量分析法を実現
  5. ヒドロホルミル化反応 Hydroformylation
  6. 宇宙に輝く「鄒承魯星」、中国の生物化学の先駆者が小惑星の名前に
  7. 四角い断面を持つナノチューブ合成に成功
  8. 不安定な合成中間体がみえる?
  9. BASFクリエータースペース:議論とチャレンジ
  10. ゲルハルト・エルトゥル Gerhard Ertl

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2020年4月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  

注目情報

最新記事

(+)-Pleiocarpamineの全合成と新規酸化的カップリング反応を基盤とした(+)-voacalgine Aおよび(+)-bipleiophyllineの全合成

第564回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院薬学研究科分子薬科学専攻・医薬製造化学分野(徳山…

ResearchGateに対するACSとElsevierによる訴訟で和解が成立

2023年9月15日、米国化学会(ACS)とElsevier社がResearchGateに対して起こ…

マテリアルズ・インフォマティクスの基礎知識とよくある誤解

開催日:2023/10/04 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影…

理研、放射性同位体アスタチンの大量製造法を開発

理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 核化学研究開発室、金属技研株式会社 技術開発本部 エン…

マイクロ波プロセスを知る・話す・考える ー新たな展望と可能性を探るパネルディスカッションー

<内容>参加いただくみなさまとご一緒にマイクロ波プロセスの新たな展望と可能性について探る、パ…

SFTSのはなし ~マダニとその最新情報 後編~

注意1:この記事は人によってはやや苦手と思われる画像を載せております ご注意ください注意2:厚生…

様々な化学分野におけるAIの活用

ENEOS株式会社と株式会社Preferred Networks(PFN)は、2023年1月に石油精…

第8回 学生のためのセミナー(企業の若手研究者との交流会)

有機合成化学協会が学生会員の皆さんに贈る,交流の場有機化学を武器に活躍する,本当の若手研究者を知ろう…

UBEの新TVCM『ストーリーを変える、ケミストリー』篇、放映開始

UBE株式会社は、2023年9月1日より、新TVCM『ストーリーを変える、ケミストリー』篇を関東エリ…

有機合成化学協会誌2023年9月号:大村天然物・ストロファステロール・免疫調節性分子・ニッケル触媒・カチオン性芳香族化合物

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2023年9月号がオンライン公開されています。…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP