身のまわりの分子

  1. 酢酸フェニル水銀 (phenylmercuric acetate)

    酢酸フェニル水銀は、イネいもち病菌のカビを殺菌する特効薬として1948年に農薬登録、1973年に失効した農薬。

  2. ジンクピリチオン (zinc pyrithione)

    ジンクピリチオンは、ピリチオン2分子で、亜鉛イオン1つがはさまれた構造をしており、抗菌作用を目的に、シャンプーに含まれていた物質。

  3. アコニチン (aconitine)

    アコニチンは、トリカブトという植物に含まれる有毒成分。俗に植物毒最強とされます。トリカブトに「修治」と呼ばれる加熱などの特別な処理を施すと、漢方薬になります。

  4. グリチルリチン酸 (glycyrrhizic acid)

    グリチルリチン酸は甘草に含まれる薬理成分。

  5. チアミン (thiamin)

    チアミンは水溶性ビタミンのひとつ。ビタミンB1とも呼ばれます。脚気を予防する因子として、1910年に鈴木梅太郎氏が、米ぬかから発見して、オリザニンと命名した物質です。

  6. 過塩素酸カリウム (potassium perchlorate)

  7. メチルトリメトキシシラン (methyltrimethoxysilane)

  8. ゲオスミン(geosmin)

  9. 水 (water, dihydrogen monoxide)

  10. 二フッ化酸素 (oxygen difluoride)

  11. ペリプラノン

  12. エチルマレイミド (N-ethylmaleimide)

  13. ゲラニオール

  14. カンファー(camphor)

  15. ボツリヌストキシン (botulinum toxin)

  16. ジフェニルオクタテトラエン (1,8-diphenyl-1,3,5,7-octatetraene)

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