[スポンサーリンク]

D

デーブナー・フォン=ミラー キノリン合成 Doebner-von Miller quinoline synthesis

[スポンサーリンク]

 

概要

Skraup合成の変法。α,β不飽和カルボニル化合物とアニリン誘導体からルイス酸orブレンステッド酸条件下でキノリンを合成する方法。

 

基本文献

  • Doebner, O.; Miller, W. v. Ber. 188114, 2812.
  • Doebner, O.; Miller, W. v. Ber. 1883, 16, 1664, 2464.
  • Doebner, O.; Miller, W. v. Ber. 1884, 17, 1712.
  • Bergstrom, F. W. Chem. Rev. 1944, 35, 77. DOI: 10.1021/cr60111a001
  • Ogata, Y. et al. J. Chem. Soc. B 1969, 805.
  • Dauphinee, G. A.; Forrest, T. P. J. Chem. Soc. D 1969, 327
  • Leir, C, M. J. Org. Chem. 1977, 42, 911. DOI: 10.1021/jo00425a036

 

反応機構

(参考:J. Org. Chem. 200671, 1668.)
doebner_von_miller_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

関連記事

  1. 四酸化オスミウム Osmium Tetroxide (OsO4)…
  2. オッペナウアー酸化 Oppenauer Oxidation
  3. キレトロピー反応 Cheletropic Reaction
  4. リッター反応 Ritter Reaction
  5. 1,3-ジチアン 1,3-Dithiane
  6. 鋳型合成 Templated Synthesis
  7. リンドラー還元 Lindlar Reduction
  8. ソープ・インゴールド効果 Thorpe-Ingold Effec…

注目情報

ピックアップ記事

  1. “かぼちゃ分子”内で分子内Diels–Alder反応
  2. ソラノエクレピンA (solanoeclepin A)
  3. センチメートルサイズで均一の有機分子薄膜をつくる!”シンプル イズ ザ ベスト”の極意
  4. カルベン触媒によるα-ハロ-α,β-不飽和アルデヒドのエステル化反応
  5. ペプチドのN末端でのピンポイント二重修飾反応を開発!
  6. ひどい論文を書く技術?
  7. Cu(I) の構造制御による π 逆供与の調節【低圧室温水素貯蔵への一歩】
  8. 不活性第一級C–H結合の触媒的官能基化反応
  9. 目指せPlanar!反芳香族性NIR色素の開発
  10. ヒュスゲン環化付加 Huisgen Cycloaddition

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2009年7月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目情報

最新記事

2024年ノーベル化学賞は、「タンパク質の計算による設計・構造予測」へ

2024年10月9日、スウェーデン王立科学アカデミーは、2024年のノーベル化学賞を発表しました。今…

デミス・ハサビス Demis Hassabis

デミス・ハサビス(Demis Hassabis 1976年7月27日 北ロンドン生まれ) はイギリス…

【書籍】化学における情報・AIの活用: 解析と合成を駆動する情報科学(CSJカレントレビュー: 50)

概要これまで化学は,解析と合成を両輪とし理論・実験を行き来しつつ発展し,さまざまな物質を提供…

有機合成化学協会誌2024年10月号:炭素-水素結合変換反応・脱芳香族的官能基化・ピクロトキサン型セスキテルペン・近赤外光反応制御・Benzimidazoline

有機合成化学協会が発行する有機合成化学協会誌、2024年10月号がオンライン公開されています。…

レジオネラ菌のはなし ~水回りにはご注意を~

Tshozoです。筆者が所属する組織の敷地に大きめの室外冷却器がありほぼ毎日かなりの音を立て…

Pdナノ粒子触媒による1,3-ジエン化合物の酸化的アミノ化反応の開発

第629回のスポットライトリサーチは、関西大学大学院 理工学研究科(触媒有機化学研究室)博士課程後期…

第4回鈴木章賞授賞式&第8回ICReDD国際シンポジウム開催のお知らせ

計算科学,情報科学,実験科学の3分野融合による新たな化学反応開発に興味のある方はぜひご参加ください!…

光と励起子が混ざった準粒子 ”励起子ポラリトン”

励起子とは半導体を励起すると、電子が価電子帯から伝導帯に移動する。価電子帯には電子が抜けた後の欠…

三員環内外に三連続不斉中心を構築 –NHCによる亜鉛エノール化ホモエノラートの精密制御–

第 628 回のスポットライトリサーチは、東北大学大学院薬学研究科 分子薬科学専…

丸岡 啓二 Keiji Maruoka

丸岡啓二 (まるおか けいじ)は日本の有機化学者である。京都大学大学院薬学研究科 特任教授。専門は有…

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP