[スポンサーリンク]

一般的な話題

2016年ケムステ人気記事ランキング

今年も残すところ数日となりました。本年も本ウェブサイトを通じて多くの方々にお世話になりました。心より御礼申し上げます。

さて、今年を振り返るのはケムステニュースに後日公開の記事で行うこととしまして、毎年恒例であるケムステ記事人気記事ランキングを紹介しましょう(これまでのランキングはこちら)。今回のランキング方法は2016年1月1日より公開された全記事の中から今年のページビュー(PV)の総計順に並べたものです(12月23日現在までの総計)。それでは早速1位からどうぞ!

2016年ケムステ人気記事ランキング発表!

ishot-17.png

【速報】2016年ノーベル化学賞は「分子マシンの設計と合成」に! 35,349ビュー

今年もやはり、圧倒的な人気を誇ったノーベル化学賞速報記事。今年の記事では大体3000ビューを超えると人気記事入りしているので、どれだけノーベル化学賞関連の記事が人気であるかおわかりであることでしょう。年に一回位の化学の祭典。予想は全く当たりませんが、来年も速報します。

関連記事

ishot-18.png

和光純薬を富士フィルムが買収へ 27,949ビュー

 

試薬企業の買収話がなんと今年の2位に。2014年のアルドリッチ社の買収劇ももびっくりしましたが(未だに今年も3,000ビューほどのアクセスがあります)、国内企業、そして化学者にとって大変身近な企業であったためランクインした模様。当初は富士フィルムとされていましたが、海外ファンドに買収されるという話もありました。紆余曲折を経て、結局元サヤに戻ったわけです。エンドユーザーとしてこの買収によって影響が少ないことを祈ります。

関連記事

ishot-19.png

【速報】新元素4つの名称が発表:日本発113番元素は「ニホニウム」! 27,028ビュー

 

はじめて理研で合成されたのは12年も前の2004年。筆者もまだ修士課程の学生でした。命名権獲得から1年を経てようやく正式にニホニウムの誕生。国内では今年の最大の化学ニュースではないでしょうか。元素ものは人気で5年前の記事「172番元素までの周期表が提案される」も今年も3000ビュー以上のアクセスがありました。今年からケムステでも「元素の基本と仕組み」という新しいコンテンツをはじめています。今回の命名改めておめでとうございます!

関連記事

ishot-20.pngオルト−トルイジンと発がんの関係 20,187ビュー

 

悪玉化学物質として今年最も話題になったオルトートルイジンがなぜ悪いのかということを書いた記事が4位にランクイン。化学物質=体に悪いという話を聞くと、かなり残念な気持ちになりますが、これらは本当に体にわるいものです。1年間ニュースになり続けていたので継続的なアクセスがありました。

関連記事

ishot-21.pngセミナー/講義資料で最先端化学を学ぼう!【有機合成系・2016版】 12,371ビュー

 

4位から少し離れますが、セミナー資料を公開している有機合成系のウェブを紹介した記事が5位にランクイン。有機合成関連はかなり多くのセミナー資料を公開しています。筆者の研究室もケムステにセミナー資料の寄稿をはじめ、7つの記事を公開しました(関連記事参照)。アクセスをみて一喜一憂しながら楽しんでいます。貴研究室もぜひ寄稿してみてはいかがでしょうか

関連記事

ishot-22.png

【悲報】HGS 分子構造模型 入手不能に 11,601ビュー

 

実は昨年の記事なのですが、年末であったことと続報がでましたので6位にランクイン。廃業によって入手不能となったHGS分子構造模型が、つい最近入手可能になるとのニュースがでました。入手不能となった際にいくつか試してみましたが、やっぱりHGSのものが一番使い勝手がよいです。丸善さんがんばってこのまま発売し続けてください!

関連記事

ishot-23.png

ダウとデュポンの統合に関する小話 9,881ビュー

 

今年も多くの合併・統合のニュースが流れましたが、昨年あった統合話でもっとも大きいものが7位にランクイン。2017年の春に「ダウデュポン」として生まれ変わるらしいですが、ここまで大きくなるとどうなんでしょうね。来年も統合話は尽きそうもありません。

関連記事

ishot-24ALSの新薬「ラジカット」試してます 9,271ビュー

 

あるブログを眺めていて、知った薬がでてきたので記事にしてみました。こういった、医薬品関連の記事は比較的人気があります。薬効関係は多いのですが、化学構造や分子レベルの作用機序まで記載しているウェブサイトはあまりないからだと思います。

関連記事

ishot-25.png海洋天然物パラウアミンの全合成 8,788ビュー

 

昨年秋にはじまった注目研究を行った若手研究者にインタビューを行う、スポットライトリサーチ。すでに依頼させていただいた記事も70を超え、当サイトの人気コンテンツとなっています。そのなかでも最もアクセスを集めたものが本記事で9位にランクイン。全合成ものは毎回人気があり、長期に渡って多くのアクセスがあります。今年の化合物の全合成に関する記事は関連記事にて。

関連記事

ishot-26.png空ポンプはなぜ壊れる? 8,664ビュー

 

身近な研究室内での困ったことが10位にランクイン。11月後半でランクインしているのは、みな困っている証拠?ポンプはどの化学分野でもみられる研究室の必需アイテムです。こんな実験関係の記事も今後も紹介していきたいと思います。

関連記事

2017年もよろしくお願い致します!

いかがでしたでしょうか。記憶にない方、みたことない方はぜひこの機会にご一読を。昨年もお話しましたが、今年公開した記事ばかりが人気であるわけでなく、不変な記事も多いため実はアクセス数で並べてみるともっとアクセスを集めている記事はあります。以下にあるような基本的な有機合成反応と日常なくてはならない化学ツールの記事が毎年人気です。

というわけで、今年3位の新元素でも27位、10位の真空ポンプの記事は158位となっています。

また、今年公開した記事数は「化学者のつぶやき」だけでも249記事。昨年は203記事でした。すべてのコンテンツ合わせた公開記事は403記事。幅広い分野のスタッフが増え、記事の多様化も進んでいます。

それでは本年も大変お世話になりました。スタッフ一同、益々面白い記事を書いていきたいと思いますので、2016年もケムステをよろしくお願いいたします!

The following two tabs change content below.
webmaster

webmaster

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院准教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 創薬開発で使用される偏った有機反応
  2. 有機反応を俯瞰する ーシグマトロピー転位
  3. アロタケタールの全合成
  4. NMR化学シフト予測機能も!化学徒の便利モバイルアプリ
  5. 「anti-マルコフニコフ型水和反応を室温で進行させる触媒」エー…
  6. 【書籍】研究者の仕事術~プロフェッショナル根性論~
  7. 遷移金属の不斉触媒作用を強化するキラルカウンターイオン法
  8. 【速報】2015年ノーベル生理学・医学賞ー医薬品につながる天然物…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

注目情報

ピックアップ記事

  1. Anti-Markovnikov Hydration~一級アルコールへの道~
  2. アジフェーズ法 AJIPHASE Method
  3. ボツリヌストキシン (botulinum toxin)
  4. フェルキン・アーン モデル Felkin-Anh Model
  5. 抗ガン天然物インゲノールの超短工程全合成
  6. 個性あるTOC その②
  7. E. J. Corey からの手紙
  8. アルツハイマー原因物質、緑茶成分に抑制機能・埼玉医大など
  9. ハンチュ ピロール合成 Hantzsch Pyrrole Synthesis
  10. 抗体触媒 / Catalytic Antibody

注目記事

関連商品

注目情報

試薬検索:東京化成工業



最新記事

国連番号(UN番号)

危険な化学品を飛行機や船を使って輸送することは、現代では日常的に行われていることである。安全に化学品…

生きた細胞内でケイ素と炭素がはじめて結合!

生物は豊富にあるケイ素を利用しない。このたび、ケイ素と化学結合を形成して体内の生化学経路に取り込むこ…

H-1B ビザの取得が難しくなる!?

先日、米国の博士研究員の最低賃金変更についてお伝えしました。トランプ政権では、専門職に就くために…

高速エバポレーションシステムを使ってみた:バイオタージ「V-10 Touch」

タイトルから何だそれ?と思った方々。正しいです。高速のエバポ?どういうこと?と思うことでしょう。…

最も安価なエネルギー源は太陽光発電に

A transformation is happening in global energy mar…

有機反応を俯瞰する ー挿入的 [1,2] 転位

今回は、Wolff 転位、Curtius 転位あるいは Hofmann 転位といった反応を取り上げま…

Chem-Station Twitter

PAGE TOP