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化学書籍レビュー

The Sol-Gel Handbook: Synthesis, Characterization and Applications

内容

This comprehensive three-volume handbook brings together a review of the current state together with the latest developments in sol-gel technology to put forward new ideas.
The first volume, dedicated to synthesis and shaping, gives an in-depth overview of the wet-chemical processes that constitute the core of the sol-gel method and presents the various pathways for the successful synthesis of inorganic and hybrid organic-inorganic materials, bio- and bio-inspired materials, powders, particles and fibers as well as sol-gel derived thin films, coatings and surfaces.
The second volume deals with the mechanical, optical, electrical and magnetic properties of sol-gel derived materials and the methods for their characterization such as diffraction methods and nuclear magnetic resonance, infrared and Raman spectroscopies.
The third volume concentrates on the various applications in the fields of membrane science, catalysis, energy research, biomaterials science, biomedicine, photonics and electronics.

(ワイリーHPより)

対象

大学院生以上、ゾル−ゲル法のプロセス・材料の分析・応用に興味がある化学者

解説

ゾル−ゲル法による材料合成研究は1960年代初頭から行われており、比較的簡易なプロセスは産業でも広く応用されている。この書籍はこの研究分野における最新情報がまとめられたものである。

3冊で構成され、

  1. ゾル−ゲル法の合成プロセス
  2. 得られる材料の物性
  3. 応用

に分けられている。ゾル−ゲル法で得られる材料は化合物(金属酸化物、シリコーン、有機高分子、錯体など)や形態(微粒子やファイバー、薄膜、塊状体など)においてさまざまであり、応用もコーティング剤、電池材料、吸着剤、医療材料、断熱材など多岐にわたるが、46章分の分担執筆により一冊で幅広い研究範囲がカバーされている。

これから研究を始める、研究を展開していくもしくは産業に応用していく上で、基礎から応用までの参考書として用いることができる。

 

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GEN
国立大JK。巨視的規模での多孔性作製を得意としていますが、バイオロボティクス他いろいろかじっています。化学をおもしろく伝えていきたいと考えています。

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