[スポンサーリンク]

ケムステニュース

呉羽化学に課徴金2億6000万円・価格カルテルで公取委

[スポンサーリンク]

塩化ビニール樹脂の強化などに使われる添加剤モディファイアーをめぐり価格カルテルを結んだとして、公正取引委員会は29日までに、独禁法に基づき、呉羽化学工業(東京)に約2億6800万円の課徴金納付命令を出した。

 公取委は、すでに独占禁止法違反(不当な取引制限)で、大手化学繊維メーカー鐘淵化学工業(現カネカ、大阪市)と三菱レイヨン(東京)に排除勧告を出し、2社は審判で争っている。呉羽化学に対しては2003年1月に米国メーカーに販売権を譲渡、事業撤退していたため勧告を見送り、違反があった期間について課徴金の納付を命じることにした。(引用:
日本経済新聞


モディファイアー(Modifier)の国際カルテル疑惑です。モディファイアーとカタカナでカタカナで書くとなんだかなんの火?と考えてしまうかもしれませんが、「変更するものとか人」「調節するもの」とかという意味です。modify(修正する、変更する)はよく使われますね。生物関連の分野では「変更遺伝子」の意味で使われています。


ぜんぜん話は違いますが、呉羽化学工業って名前を変更したんではなかったんでしたっけ?確認してみると10月に変更らしいです。


関連ニュース


呉羽化学、社名を「クレハ」に

webmaster

投稿者の記事一覧

Chem-Station代表。早稲田大学理工学術院教授。専門は有機化学。主に有機合成化学。分子レベルでモノを自由自在につくる、最小の構造物設計の匠となるため分子設計化学を確立したいと考えている。趣味は旅行(日本は全県制覇、海外はまだ20カ国ほど)、ドライブ、そしてすべての化学情報をインターネットで発信できるポータルサイトを作ること。

関連記事

  1. 潤滑剤なしで抜群の滑りを実現する「自己潤滑性XXドーム」が開発さ…
  2. 世界最高速で試料回転を行う固体NMRプローブを開発 -超微量の生…
  3. 水の電気分解に適した高効率な貴金属フリーの電極が開発される:太陽…
  4. 同仁化学研、ビオチン標識用キットを発売
  5. 化学企業のグローバル・トップ50が発表【2021年版】
  6. 「花粉のつきにくいスーツ」登場
  7. 熱すると縮む物質を発見 京大化学研
  8. 和光純薬を富士フイルムが買収へ

コメント、感想はこちらへ

注目情報

ピックアップ記事

  1. 竹本 佳司 Yoshiji Takemoto
  2. 光で水素を放出する、軽量な水素キャリア材料の開発
  3. 海水から微量リチウムを抽出、濃縮できる電気化学セルを開発
  4. 秋田英万 Akita Hidetaka
  5. イミンを求核剤として反応させる触媒反応
  6. 始めよう!3Dプリンターを使った実験器具DIY:3D CADを使った設計編その2
  7. ラボでのスケールアップ検討と晶析・攪拌でのトラブル対応策【終了】
  8. 第16回 結晶から結晶への化学変換 – Miguel Garcia-Garibay
  9. DNAのもとは隕石とともに
  10. あなたの分子を特別なカタチに―「CrystalProtein.com」

関連商品

ケムステYoutube

ケムステSlack

月別アーカイブ

2005年7月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目情報

最新記事

フローマイクロリアクターを活用した多置換アルケンの効率的な合成

第610回のスポットライトリサーチは、京都大学大学院理学研究科(依光研究室)に在籍されていた江 迤源…

マリンス有機化学(上)-学び手の視点から-

概要親しみやすい会話形式を用いた現代的な教育スタイルで有機化学の重要概念を学べる標準教科書.…

【大正製薬】キャリア採用情報(正社員)

<求める人物像>・自ら考えて行動できる・高い専門性を身につけている・…

国内初のナノボディ®製剤オゾラリズマブ

ナノゾラ®皮下注30mgシリンジ(一般名:オゾラリズマブ(遺伝子組換え))は、A…

大正製薬ってどんな会社?

大正製薬は病気の予防から治療まで、皆さまの健康に寄り添う事業を展開しています。こ…

一致団結ケトンでアレン合成!1,3-エンインのヒドロアルキル化

ケトンと1,3-エンインのヒドロアルキル化反応が開発された。独自の配位子とパラジウム/ホウ素/アミン…

ベテラン研究者 vs マテリアルズ・インフォマティクス!?~ 研究者としてMIとの正しい向き合い方

開催日 2024/04/24 : 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足…

第11回 慶應有機化学若手シンポジウム

シンポジウム概要主催:慶應有機化学若手シンポジウム実行委員会共催:慶應義塾大…

薬学部ってどんなところ?

自己紹介Chemstationの新入りスタッフのねこたまと申します。現在は学部の4年生(薬学部)…

光と水で還元的環化反応をリノベーション

第609回のスポットライトリサーチは、北海道大学 大学院薬学研究院(精密合成化学研究室)の中村顕斗 …

実験器具・用品を試してみたシリーズ

スポットライトリサーチムービー

PAGE TOP