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クラウソン=カース ピロール合成 Clauson-Kaas Pyrrole Synthesis

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概要

2,5-ジアルコキシテトラヒドロフランと一級アミンからピロールを合成する手法。

基本文献

  • Clauson-Kaas, N. Acta Chem. Scand. 19526, 667.
  • Josey, A. D.; Jenner, E. L. J. Org. Chem. 196227, 2466. DOI: 10.1021/jo01054a042
  • Patterson, J. M. Synthesis 1976, 281. DOI: 10.1021/jo01054a042

 

開発の歴史

1952年デンマークの化学者Clauson-Kaasによって報告された。

Niels Clauson-Kaas

Niels Clauson-Kaas

反応機構

Clauson_Kaas_Pyrrole_2.gif

反応例

 

実験手順

 

実験のコツ・テクニック

 

参考文献

 

関連反応

 

関連書籍

 

外部リンク

 

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投稿者の記事一覧

博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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