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世界の化学者データベース

ケムステ版・ノーベル化学賞候補者リスト【2017年版】

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各媒体からかき集めた情報を元に、「未来にノーベル化学賞の受賞確率がある化学者」をリストアップしています。

仕分けは学問分野ごとです。学際的な仕事は独断と偏見で分類しています。

ノーベル賞予想の参考資料としてご活用ください。※本リストの最終更新日は2017年10月1日です。

【有機化学】

  1. エナミン型有機不斉触媒反応の発展: Benjamin List (ベンジャミン・リスト)、David W. C. MacMillan(デヴィッド・マクミラン)、Gilbert Stork(ギルバート・ストーク)
  2. 複雑有機物と天然物合成に関する研究: K. C. Nicolaou(キリアコス・コスタ・ニコラウ)、Samuel J. Danishefsky (サミュエル・ダニシェフスキー)、Steven V. Ley(スティーブン・レイ)、Yoshito Kishi(岸義人)、David A. Evans(デヴィッド・エヴァンス)
  3. ケミカルバイオロジーおよび化学遺伝学の発展: Stuart L. Schreiber (スチュアート・シュライバー)、Peter G. Schultz (ピーター・シュルツ)、Gerald Crabtree(ゲラルド・クラブトリー)
  4. 生物有機化学・生体模倣化学への貢献: Ronald Breslow(ロナルド・ブレズロウ)、Albert Eschenmoser(アルバート・エッシェンモーザー)、Koji Nakanishi (中西香爾)
  5. クリックケミストリーの提唱と応用:K. Barry Sharpless (バリー・シャープレス)、M.G.Finn (M.G.フィン)、Varely V. Fokin (ヴァレリー・フォキン)、Rolf Huisgen(ロルフ・ヒュスゲン), Carolyn R. Bertozzi(キャロライン・ベルトッツィ)
  6. C-H活性化触媒の先駆的研究: Shinji Murai (村井眞二)、Robert G. Bergmann(ロバート・バーグマン)、John E. Bercow(ジョン・バーコウ)、Georgiy B. Shul‘pin(ジョージ・シュルピン)
  7. 安定カルベンの化学:Anthony J. Ardungo, III(アンソニー・アルジュンゴ)、Guy Bertrand(ギー・ベルトラン)、Ronald Breslow(ロナルド・ブレズロウ)
  8. 炭素-炭素結合形成型不斉触媒の開発と医薬合成への展開:Masakatsu Shibasaki(柴崎 正勝)、Barry M. Trost(バリー・トロスト)、Eric N. Jacobsen(エリック・ジェイコブセン)
  9. 選択的アルドール反応の開発と応用: Gilbert Stork(ギルバート・ストーク)、 Teruaki Mukaiyama (向山 光昭)、David A. Evans (デヴィッド・エヴァンス)、Masakatsu Shibasaki(柴崎 正勝)
  10. 光レドックス触媒の有機合成への応用: David W. C. MacMillan(デヴィッド・マクミラン)
  11. 不斉自己触媒反応の開発とホモキラリティの起源への示唆:Kenso Soai (硤合憲三)
  12. 多糖合成法への貢献:Chi-Huey Wong (翁啓恵)
  13. 自動DNA合成法の開発:Marvin H. Caruthers(マーヴィン・カルサーズ)、 Leroy Hood (リロイ・フッド)

【無機化学】

  1. 生物無機化学への貢献: Harry B. Gray (ハリー・グレイ)、Stephen J. Lippard (スティーブン・リパード)、Richard H. Holm (リチャード・ホルム)
  2. 金ナノ粒子の触媒効果の発見: Masatake Haruta (春田 正毅)
  3. コロイド状半導体ナノ結晶(量子ドット)の発見: Louis E. Brus(ルイ・ブラス)
  4. 不均一系触媒に関する基礎的研究: Jens K. Nørskov(ジェンス・ノルスコフ)

【分析化学】

  1. レーザー化学・分光学による単一分子分光法の開発: Richard N. Zare (リチャード・ゼア) 、Michel Orrit (ミシェル・オーリット)
  2. 走査型電気化学顕微鏡の開発と応用:  Allen J. Bard (アレン・バード)
  3. 固体NMRを用いる生体現象解析への貢献:John S. Waugh (ジョン・ワフ)、Ad Bax(アド・バックス)、Alexander Pines (アレクサンダー・パインス)
  4. X線結晶構造解析における標準ソフトウェアの開発:George M. Sheldrick(ジョージ・シェルドリク)、Anthony L. Spek(アンソニー・スペック)
  5. 二光子励起顕微鏡の開発: Watt W. Webb(ワット・ウェブ), Winfried Denk(ウィンフリード・デンク), James Strickler(ジェームス・ストリクラー)
  6. 次世代DNAシーケンサーの開発: Shankar Balasubramanian(シャンカー・バラスブラマニアン)、David Klenerman(デヴィッド・クレネマン)
  7. DNAマイクロアレイの発明と応用: Patrick O. Brown (パトリック・ブラウン)
  8. DNAフィンガープリンティング/各種ブロッティング法の開発 : Alec J. Jeffreys (アレク・ジェフリース)、W. Neal Burnette (ニール・バーネット)、George Stark (ジョージ・スターク)、Edwin M. Southern (エドウィン・サザン)
  9. 極低温電子顕微鏡(Cryo-EM)を用いる生体高分子解析:Richard Henderson (リチャード・ヘンダーソン)、Sjors Scheres (ショアス・シュヒアス)
  10. 無細胞胎児DNAの検出による出生前診断法の確立: Dennis Yuk-ming Lo (盧 煜明)
  11. 単一分子の電子顕微鏡像の撮影:Eiichi Nakamura (中村 栄一)

【生化学】

  1. 核内受容体を介したホルモン作用の分子基盤の解明: Ronald M. Evans (ロナルド・エバンス)、Pierre Chambon (ピエール・シャンボン)、Bert W. O’malley (バート・オマリー)
  2. 真核生物のRNAポリメラーゼの同定: Robert G. Roeder (ロバート・レーダー)
  3. エピジェネティクス過程に関する研究:  Howard Ceder(ハワード・シダー)、Charles David Allis(デヴィッド・アリス)、Adrian P. Bird(エイドリアン・バード)、Aharon Razin(アーロン・ラチン)、Micheal Grunstein (マイケル・グルンスタイン)
  4. 分子シャペロンとタンパク質折りたたみに関する研究 : Arthur L. Horwich (アーサー・ホーウィッチ)、Franz-Ulrich Hartl (フランツ=ウルリッヒ・ハートル)、 Susan Lindquist(スーザン・リンドキスト)、 R. John Ellis(ジョン・エリス)、George H. Lorimer (ジョージ・ロリマー)
  5. 光遺伝学の樹立:Karl Deisseroth(カール・ダイセロス)、Edward Boyden(エドワード・ボイデン)
  6. ゲノム解析に関する技術開発: J. Craig Venter (クレイグ・ヴェンター)、George M. Church (ジョージ・チャーチ)、 Francis Collins(フランシス・コリンス), Eric S. Lander(エリック・ランダー)
  7. マイクロRNAの生理化学:Victor R. Ambros (ヴィクター・アンブロス)
  8. 変異原性バイオアッセイの考案:Bruce N. Ames(ブルース・エイムス)
  9. ガン遺伝子に関する研究: Robert Weinberg(ロバート・ワインバーグ)、Bert Vogelstein (バート・フォーゲルスタイン)、 Alfred G. Knudsen (アルフレッド・クヌードセン)
  10. ゲノム編集技術CRISPR/Cas9の開発: Jennifer A. Doudna(ジェニファー・ダウドナ)、 Emmanuel Charpentier(エマニュエル・シャルパンティエ)、Feng Zhang(フェン・チャン)、Yoshizumi Ishino(石野 良純)、George M. Church (ジョージ・チャーチ)
  11. 細胞内異常タンパク質応答の発見: Peter Walter(ピーター・ウォルター)、 Kazutoshi Mori(森 和俊)
  12. T細胞受容体に関する研究: James P. Allison(ジェームス・アリソン), Ellis L. Reinherz(エリス・レインヘルツ), John W. Kappler(ジョン・カプラー), Philippa Marrack(フィリッパ・マラック)
  13. 生物分子モーターに関する研究: Ronald Vale(ロナルド・ヴェール), Michael Sheetz(マイケル・シーツ), James Spudich(ジェームス・スプーディク)
  14. 糖鎖生物学・化学糖鎖生物学の提唱: Raymond  A. Dwek(レイモンド・ドウェク)、Carolyn R. Bertozzi(キャロライン・ベルトッツィ)
  15. 光合成系巨大タンパク複合体の構造解析: Nathan Nelson (ネイサン・ネルソン)、Nobuo Kamiya (神谷信夫)、Jian-Ren Shen(沈建仁)
  16. 酵素相互作用・駆動機構に関する研究:JoAnne Stubbe(ジョアン・スタビー)

【物理化学】

  1. DNA内の電子電荷移動に関する先駆的研究: Jacqueline K. Barton(ジャクリン・バートン)、Bernd Giese(ベルント・ギース)、Gary B. Schuster(ギャリー・シュスター)
  2. プロトン共役型電子移動(PCET)過程の研究: Thomas J. Mayer(トーマス・メイヤー)

【超分子/高分子化学】

  1. 原子移動ラジカル重合法の開発: Krzysztof Matyjaszewski(クリストフ・マテャシェフスキー)、Mitsuo Sawamoto (澤本 光男)
  2. RAFT重合法の開発:Graeme Moad(グラーメ・モード)、Ezio Rizzardo(エチオ・リザード)、San H. Thang(サン・タン)
  3. 金属を用いる均一系重合触媒の開発: Tobin J. Marks (トビン・マークス), Walter Kaminsky(ウォルター・カミンスキー), Maurice S. Brookhart (モーリス・ブルックハート)
  4. 高分子合成用不斉触媒の開発: Kyoko Nozaki (野崎 京子)
  5. デンドリマーの発明と応用: Jean M. J. Frechet (ジャン・フレシェ)、 Donald A. Tomalia(ドナルド・トマリア)、 Fritz Vögtle (フリッツ・ボ-グテル)、Takuzo Aida (相田卓三)
  6. DNAナノテクノロジーの開拓: Nadrian C. Seeman(ネイドリアン・シーマン)、Paul W. K. Rothemund(ポール・ロゼムンド)

【材料化学】

  1. 多孔性金属-有機構造体(MOF)の合成法および機能開拓: Susumu Kitagawa (北川 進)、Omar M. Yaghi (オマー・ヤギー)、Michael O’Keeffe (マイケル・オキーフィ)、Makoto Fujita(藤田 誠)
  2. メソポーラス無機材料の合成および機能開拓: Charles T. Kresge (チャールズ・クリスギ)、Ryong Ryoo(ユ・リョン)、Galen D. Stucky (ガレン・スタッキー) 、Shinji Inagaki (稲垣伸二)、Kazuyuki Kuroda(黒田一幸)
  3. ナノワイヤー、ナノ粒子などの材料とその応用: Charles M. Lieber (チャールズ・リーバー )、A. Paul Alivisatos(ポール・アリヴィサトス)
  4. カーボンナノチューブの発見: Sumio Iijima (飯島 澄男)、Morinobu Endo (遠藤 守信)
  5. 有機エレクトロルミネッセンス材料の開発: Ching W. Tang (鄧 青雲)、Steven Van Slyke (スティーブン・ヴァン・スライク)
  6. 有機磁性材料に関する先駆的研究:Hiizu Iwamura(岩村 秀)
  7. 超伝導体材料の開発:Hideo Hosono (細野 秀雄)、Yoshinori Tokura(十倉 好紀)
  8. ネオジム磁石の開発:Masato Sagawa (佐川眞人)

【エネルギー化学】

  1. 色素増感太陽電池「グレッツェルセル」の発明: Michael Gratzel(マイケル・グレッツェル)
  2. 水の光分解触媒の発見: Akira Fujishima (藤嶋 昭)
  3. リチウムイオン二次電池に関する先駆的研究とその開発: John B. Goodenough (ジョン・グッドイナフ)、M, Stanley Whittingham (スタンリー・ウィッティンガム)、Akira Yoshino (吉野 彰)、Koichi Mizushima (水島 公一)
  4. フラストレイティド・ルイスペア化学の開拓:Douglas W. Stephan(ダグラス・ステファン)
  5. ペロブスカイト型太陽電池の開発と応用: Tsutomu Miyasaka (宮坂 力), Nam-Gyu Park(ナム=ギュ・パク), Henry J. Snaith(ヘンリー・スネイス)

【医薬化学】

  1. 高脂血症薬・スタチンの発見: Akira Endo (遠藤 章)
  2. 組織工学の提唱・実用的ドラッグデリバリーシステムの開発: Robert S. Langer (ロバート・ランガー)、Joseph Vacanti (ジョセフ・ヴァカンティ)
  3. AIDS治療に対する貢献: Gero Hütter(ゲロ・ヒュッター)、Hiroaki Mitsuya(満屋裕明)
  4. がん組織におけるEPR効果の発見:Hiro Maeda(前田浩)、Yasuhiro Matsumura (松村保広)
  5. ヒト化抗体医薬作成法の開発:Gregory P. Winter (グレッグ・ウィンター)

【理論・計算化学】

  1. ab initio分子動力学法:Roberto Car(ロベルト・カー), Michele Parrinello (ミシェル・パリネロ)
  2. 計算機によるタンパク機能の設計:David Baker (デイヴィッド・ベイカー)
  3. BLASTプログラムの開発:Stephen F. Altschul(ステファン・アルツシュール)、David J. Lipman (デヴィッド・リップマン)
cosine

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博士(薬学)。Chem-Station副代表。国立大学教員→国研研究員にクラスチェンジ。専門は有機合成化学、触媒化学、医薬化学、ペプチド/タンパク質化学。
関心ある学問領域は三つ。すなわち、世界を創造する化学、世界を拡張させる情報科学、世界を世界たらしめる認知科学。
素晴らしければ何でも良い。どうでも良いことは心底どうでも良い。興味・趣味は様々だが、そのほとんどがメジャー地位を獲得してなさそうなのは仕様。

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